就活アンケートの作り方|説明会・インターンで使える質問例と回収のコツ

掲載日: 2026-09-15
就活アンケートの作り方|説明会・インターンで使える質問例と回収のコツ

会社説明会・インターンで学生アンケートを設計している採用担当者に向けて、質問項目例と回収率を上げるコツをまとめました。目的を決めずにアンケートを配ると、回収できても選考や説明会の改善に使えない結果になります。

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就活イベントでアンケートを取る4つの目的

就活イベントでアンケートを取る目的は、次の4つに整理できます。

  • 学生情報の取得:連絡先や属性情報を、次の接点につなげるために取得する
  • 満足度と改善点の把握:説明会・イベントの内容が学生にどう受け止められたかを確認する
  • 志望度と他社状況の把握:自社への志望度や、他社の選考状況を把握する
  • 選考への参考情報:回答内容を、その後の選考でのコミュニケーションの参考にする

目的を先に決めることが、質問項目を絞り込む出発点になります。4つ全部を1枚のアンケートに詰め込もうとすると、質問数が増えて回収率が下がります。

会社説明会アンケートの質問項目例

会社説明会アンケートの質問は、目的別に整理すると設計しやすくなります。そのまま使える質問項目の例を一覧にしました。

目的質問例
きっかけ本イベントを知ったきっかけを教えてください
魅力に感じた点説明を聞いて魅力に感じた点を教えてください
企業選びの軸就職先を選ぶうえで重視していることを教えてください
就活状況現在の就職活動の進捗(他社の選考状況等)を教えてください
自由記述ご質問・ご感想があれば自由にお書きください

志望度を測る質問の設計

志望度は、選択式の設問で段階的に答えてもらう設計が基本です。「非常に高い/やや高い/どちらともいえない/やや低い/低い」のような5段階で聞くと、学生も答えやすく、企業側も集計しやすくなります。この質問を設ける際は、回答が選考に影響しないことを明記してください。影響すると受け取られると、本音でなく無難な回答に寄ってしまいます。

インターン・オープンカンパニーでのアンケート設計

インターン・オープンカンパニーのアンケートは、会社説明会とは目的が異なります。説明会アンケートが志望度や企業選びの軸を聞くのに対し、インターン・オープンカンパニーのアンケートはプログラムの改善が中心目的になります。

特にオープンカンパニーは、取得した学生情報を採用活動に利用できない制約があります。三省合意が定める類型上、オープンカンパニーは就業体験を伴わない位置づけのため、アンケートで得た志望度や連絡先を、そのまま採用選考の材料に使うことはできません。詳しくはオープンカンパニーは意味ない?意外な効果と再設計ポイントで解説しています。

アンケート回収率を上げる5つのコツ

アンケートの回収率は、設計と配布方法で大きく変わります。次の5点を意識してください。

  • 設問は10問・3分以内:時間がかかるアンケートは最後まで答えてもらえません
  • 選択式中心・自由記述は1〜2問:自由記述が多いと回答の負担が増えます
  • その場で回収する:後日回収に切り替えると回収率が大きく下がります
  • 回答時間の目安を明示する:「3分程度で終わります」と伝えるだけで着手率が上がります
  • QRコードでフォーム誘導する:スマートフォンでその場で回答できる導線を用意します

紙とWebフォーム、それぞれの向き不向きを整理しました。

Webフォーム
回収率その場で確実に回収しやすい送付・案内の手間がかかる分下がりやすい
集計の手間手作業での集計が必要自動集計できる
自由記述の書きやすさ手書きで書きやすいスマートフォンでは入力の負担がある

その場で完結させたいなら紙、後の集計・分析まで効率化したいならWebフォームが向いています。両方を併用し、紙で回収してから内容をフォームへ転記する運用も実務ではよく行われます。

アンケート結果の活かし方

アンケートは取って終わりにせず、次の3つに活かします。

  • 次回説明会の改善:満足度が低かった項目を、次回の内容に反映する
  • フォロー連絡の優先度付け:志望度の高い学生から優先してフォローする
  • 辞退兆候の早期発見:他社の選考状況や志望度の変化から、辞退の兆しを早期に把握する

辞退兆候を早く見つけられるほど、フォローで巻き返せる余地が広がります。ABABAの実績では、内定通知後の承諾率は62.4%です(26卒時点)。アンケートで拾った小さな変化に早く気づき、丁寧なフォローにつなげることが、最終的な承諾の段にも効いてきます。説明会後のお礼連絡は採用担当が使えるメールテンプレート集にまとめています。

よくある質問

アンケートは匿名にすべきですか?

目的によって使い分けます。満足度調査など率直な意見を集めたい場合は匿名が向いていますが、フォロー連絡や選考の参考にしたい場合は記名式にする必要があります。両方を知りたい場合は、匿名部分と記名部分を分けて設計してください。

Googleフォームでも失礼になりませんか?

丁寧な案内文と質問文であれば、Webフォームで失礼にあたることはありません。「ご協力ありがとうございます」といった一言や、回答時間の目安を添えるだけで、丁寧な印象になります。紙かWebかより、案内の言葉遣いのほうが影響します。

個人情報の取り扱いで注意すべき点はありますか?

取得した個人情報の利用目的を、アンケート実施時に明示することが基本です。特にオープンカンパニーで取得した情報は採用活動に利用できない制約があるため、利用目的の範囲を超えて使わないよう注意してください。社内での保管・共有範囲もあわせて決めておくと安心です。

まとめ

就活イベントのアンケートは、目的を先に決めてから質問項目を設計することが基本です。回収率を上げる工夫とあわせて、結果を次の接点やフォローに活かすところまで設計してください。

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