内定者フォローでLINEを使うメリット・デメリット・挨拶の仕方などを紹介

掲載日: 2024-12-29 更新日: 2026-03-21
内定者フォローでLINEを使うメリット・デメリット・挨拶の仕方などを紹介

内定者フォローは、企業が内定者に向けて実施する支援活動を指します。具体的な内容には、面談や懇談会、座談会、研修などが含まれます。内定者に先輩社員や企業と交流する機会を提供することで、入社前の不安を和らげるとともに、企業に対する理解を深める効果が期待できるでしょう。

近年では、内定者と採用担当者の双方にとって利便性が高いことから、LINEを利用した内定者フォローが注目されています。本記事では、LINEを活用することによるメリットとデメリットについて詳しく解説します。

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メールより効果的!内定者フォローにLINEを使うメリット

オンラインでの内定者フォローには、メールや社内SNSなどの方法があります。近年注目を集めているものがLINEを活用した方法です。

メールでは形式的なやり取りになりやすく、文章の硬さが負担になる場合があります。一方、LINEは内定者と採用担当者の双方にとって、より利便性が高い手段といえるでしょう。

以下では、LINEを活用するメリットを解説します。

縦横のコミュニケーション促進

LINEを活用すると、内定者同士や採用担当者とのコミュニケーションが強化されます。一対一のやり取りが気軽に行えるため、内定者が質問や相談をしやすくなる点が特徴です。

また、グループチャット機能を使うと内定者同士のつながりが深まり、同期間の関係性が強化されることが期待できます。

さらに、LINE特有のスタンプ機能を活用することで、メールよりも気軽で会話に近い雰囲気を作り出せます。このような取り組みは、内定者の不安を解消し、入社に対するモチベーションの向上や内定辞退の防止につながるでしょう。

送信率の向上や業務効率化に有効

LINEは就活生が日常的に使用しているツールであるため、開封率や返信率が高い点が特徴です。特にグループチャットでは、1人の返信をきっかけに他の内定者が反応を示すことも多く、採用担当者の負担軽減に寄与します。

また、LINEには予約配信機能があり、連絡を送る最適な時間の選択が可能です。電話のように時間を気にする必要がなく、採用業務の効率化にもつながります。リアルタイムで通知が届くため、内定者がメッセージに気づきやすい点もメリットといえるでしょう。

既読の確認が可能

LINEの「既読」機能により、メッセージが内定者に届いたかどうかを簡単に確認できます。

メールの場合、内定者が見逃したり返信を忘れたりすることがありますが、LINEでは通知がリアルタイムで届くため、内定者がメッセージを見逃す可能性が低くなります。また、既読履歴が残ることで、採用担当者が内定者の状況を把握しやすくなり、スムーズなフォローにもつながるでしょう。

気軽な連絡の促進

電話での連絡は、学生が授業中などで出られず、かけ直しができない場合があります。また、学生から会社へ電話する場合、担当者の忙しい時間とかぶってしまう可能性もあり、連絡のハードルが高い傾向にあるでしょう。

また、メールでは冒頭の挨拶や文末の言葉などに気を配る必要があり、上司や他の社員も閲覧する可能性を考えるとフォーマルな内容になりがちなこともあります。気軽に質問するような連絡は難しいと感じる学生も少なくないでしょう。

内定者用に企業がSNSを用意する場合もありますが、サイトにアクセスしてIDとパスワードを入力しログインして確認する手間がかかる可能性もあります。

LINEであれば、手元のスマートフォンでLINEアプリを開けばすぐに閲覧可能で、形式的な挨拶文もなしで気軽に質問や連絡ができます。

採用担当の負担を軽減できる

内定者の人数が増えるほど、採用担当者が抱える事務負担も増加します。人手で連絡作業を実施すると、連絡漏れや送信ミスなどのヒューマンエラーが起こるでしょう。LINEを導入すると、事務負担の軽減が図れます。

LINEのメッセージは対象者への一斉送信ができるため、内定者への連絡漏れを防止できます。また、SNSや採用ツールと連携させると、求人への応募から内定者フォローまで、採用活動で発生する連絡の一元管理が可能です。

リスクも!内定者フォローにLINEを使うデメリット

LINEは就活生にとって身近なツールであり、内定者フォローに活用しやすい一方で、運用方法によってはデメリットもあります。以下では、LINEを活用する際に注意すべきポイントを解説します。

(共通)距離感が難しい

LINEは気軽に連絡を取れる反面、内定者と採用担当者の間で適切な距離感を保つことが難しい場合があります。距離が近すぎると内定者が企業に対して不信感を抱いたり、逆に距離が遠すぎると内定者が硬い表現に悩んだりすることがあります。

また、採用担当者はメッセージをどの程度カジュアルにするべきか、それともフォーマルな表現を保つべきか迷うことがあるでしょう。内定者が気軽に参加できる環境を整えるとともに、双方にとって負担にならない運用方法を工夫する必要があります。

(内定者側)コミュニケーションに負担がかかる

内定者がLINEでの過剰なコミュニケーションや返信にプレッシャーを感じる可能性があります。特に、入社前に必要以上のやり取りや発言を強く求められると、企業に対するネガティブな印象を持ち、モチベーションが低下する恐れもあります。

内定者は正式な労働契約を結んでいない学生の身分であるため、内定者フォローの運用が負担とならないよう配慮することが重要です。適度な頻度や内容のやり取りを心がけることで、内定者がストレスを感じることなくフォローを受けられる環境を作りましょう。

(内定者側)機種変更をするとメッセージが消える

スマートフォンの機種変更に際にデータ引き継ぎをしなかった場合、LINEのメッセージ履歴は削除されます。企業から内定者に送ったメッセージが消えると、情報が見返せずお互いの連絡に影響が生じます。

企業側の対策として、情報発信にはLINE以外の手段も取り入れることが大切です。イベントや課題提出など特に重要な情報は、メールを利用しましょう。また、今後の日程を共有した際には、定期的にリマインドを送ることでフォローできます。

(企業側)情報漏洩リスクが伴う

LINEは、多くの就活生が日常的に使用する便利なツールですが、企業側にとっては情報漏洩のリスクが伴います。

たとえば、誤って機密情報を別のグループや個人に送信してしまうことで、自社の信用を損なう可能性があります。このようなリスクを防ぐには、以下のような対策を講じることが重要です。

  • グループやチャットの運用ルールを明確にする
  • 機密情報の取り扱いに関する社内研修を実施する
  • 重要な情報の共有にはセキュリティ性の高い他のツールを活用する

LINEの利便性を活かしつつ、情報管理に細心の注意を払うことで、トラブルを未然に防ぎましょう。

(企業側)炎上や人間関係上のリスクが伴う

LINEを内定者フォローに活用する際には、炎上や人間関係に関連するリスクが伴います。たとえば、内定者が企業名や上司の名前などをSNS上に無意識に書き込み、それが炎上の原因になる可能性があるでしょう。

特に、内定者はまだ入社前であり、企業のコンプライアンス意識やSNSの適切な利用方法について十分な理解がない場合があります。仮に内定者のミスが原因でトラブルが起きた場合でも、企業側が責任を問われる可能性があるため注意してください。

このようなリスクを防ぐために、以下の対応を検討するとよいでしょう。

  • 内定者向けにSNS利用に関するガイドラインを共有する
  • コンプライアンスに関する簡易的な研修や説明会を実施する
  • グループ内での発言内容を定期的に確認する

内定者フォローにおけるコミュニケーションが安全なものになるよう、事前の対策を徹底しましょう。

シャドーITリスク

シャドーITリスクとは、会社が許可しないITツールやシステムを社員が業務利用することで起こりうるリスクのことです。

LINEは、メールと異なり、社内チェックを通さずにやり取りが可能です。

内定者とのやりとりで問題が起こった際、LINEを運営する企業とは契約関係がないため、ログの提供や事実関係の確認に協力してもらえない場合があります。

無料で許可なく使用できる代わりにトラブル処理も自己責任である点には注意が必要です。

LINEで内定者をフォローした方がよい理由

LINEでの内定者フォローにはさまざまなリスクやデメリットもありますが、企業や内定者の悩みや不安を解消する、便利な側面もあります。

ここからは、LINEで内定者フォローをしたほうがよい理由について具体的に解説します。

内定辞退を防ぐ

近年の就活では、内定後にさまざまな理由から学生自ら内定を辞退する場合があります。

採用担当にとって、時間と労力をかけて選考した学生の内定辞退はできるだけ避けたいのではないでしょうか。

内定企業からこまめな連絡や情報提供などのフォローがされていると内定者に安心感を与え、内定辞退の予防につながります。

LINEでの連絡は、メールや電話よりも抵抗感が少なく、質問と回答のやりとりなどのフォローがしやすい傾向にあります。

企業からも定期的に情報発信しやすく、円滑な内定者フォローにつながるでしょう。

入社前の不安を解消する

入社前の学生は、入社後の流れに対する不安や入社に関しての疑問点を抱えている場合があります。

面接前に開示していた情報以外にも入社までの流れなど、内定者に定期的に情報提供をすることで、学生の不安を解消することにつながるでしょう。

また、LINEで気軽に質問できるようにすることで円滑なコミュニケーションの促進にもつながります。

加えて、内定者が質問しにくいと考えられる事項や頻出の質問に関しては「よくある質問」として回答を載せておくことで、採用担当と学生双方の負担の軽減になるため、検討してみましょう。

内定者フォローへのLINEの効果的な使い方

ここまで、LINEでの内定者フォローをしたほうがよい理由についてまとめました。適切にフォローすることで採用担当者の負担や学生の不安軽減につながります。

以下では、LINEを使った内定者フォローの効果的な使い方について具体的に解説します。

志望度が下がる内定者フォロー(体験談)

志望度が下がる内定者フォローの典型は、配慮ではなく、囲い込みに見えてしまうケースです。

たとえば、内定承諾を早期に迫る連絡が続いたり、リクルーターから頻繁にLINEが届いて返信を急かされたりすると、学生はプレッシャーを感じます。さらに「他社はやめたほうがいい」といった他社を下げる発言や、他社選考の時間を減らす目的に見える課題・宿題の提示も不信感につながりやすいでしょう。

研究や卒論で忙しい時期にも頻繁に連絡が届いたり、来社を求められ交通費も自己負担だったりすると負担の大きさから距離を置きたくなる場合があります。加えて、給与など重要な質問を濁されると「都合の悪い情報を隠しているのでは」と疑念が生まれ、志望度の低下を招きます。

志望度が下がった、不快に感じた内定者フォロー
  • 早い時期での内定承諾を迫られ、リクルーターからしつこく連絡がきた。 <文系女子>
  • 他の企業を辞退するよう急かされたこと。 <文系男子>
  • 他の企業の採用選考に割く時間を減らすための課題や宿題が出された。 <理系女子>
  • 他内定先と迷っている時に、他社のことを下げる発言が多かった。 <文系女子>
  • 内定者座談会があったが、期待していた内容ではまったくなかった。他の内定者とのコミュニケーションがほとんど取れなかった。 <文系女子>
  • 給与に関しての質問を濁されたこと。 <文系男子>
  • 研究が始まったのにもかかわらず、懇談会などの案内を複数回された。 <理系男子>
  • 毎月のように来社を求められた。交通費が支給されればまだ良かったが、毎回自費のため負担が重かったです。<文系女子>
  • 情報を得る手段やフォローが何もないと志望度は下がる。 <理系女子>

志望度が上がる内定者フォロー(体験談)

志望度が上がる内定者フォローの特徴は「誠実さ」と「個別対応」にあります。

たとえば内定通知後に、メールだけでなく電話でも丁寧に連絡をもらい、他社と迷っている状況を正直に伝えたところ、社員面談の機会を設けてもらえたという声があります。また、最終面接のフィードバックを共有されたり、ポジティブ・ネガティブ両面から期待点を伝えられたりすることで「自分をきちんと見てくれている」と感じた、というケースもあります。

社員が本音で仕事観を語ったり、先輩社員とのランチで給与や休暇について具体的に説明を受けたりしたことが安心感につながったという意見もあります。柔軟な対応や、配属確約など、将来像を明確に示した対応も入社意欲を高める要因となっています。

志望度が上がった、嬉しかった内定者フォロー
  •  メールでの内定通知後に、電話もくれて丁寧だと感じた。当時はもう 1 社と悩んでいたため素直に伝えたとこ ろ、社員面談の機会を設けてくださりざっくばらんにお話しすることができ、志望度が上がった。<文系女子>
  •  最終面接を担当した役員の方からフィードバックを文書でいただけた。 <理系男子>
  •  本来の承諾期限を過ぎても、他社の選考状況に応じて返事をしてくれたらいいと言ってもらえた。それだけ自 分を強く必要としてくれていると感じた。 <文系女子>
  • 内定者懇親会で非常に楽しめた。このような人に囲まれて仕事がしたいと思えた。 <文系男子> 
  • 懇親会で、社員の方がどんなモチベーションで働いているのかを本音ベースでお話ししてくださったこと。 <理系男子> 
  • 先輩社員とのランチ会を通して、給与や休暇など様々な良い点を詳しく知ることができた。 <文系女子> 
  • 頻繁に面談を組んでくれて悩みを解消することができたこと、オフィスツアーの機会を個人的に設けてくれた。 <理系女子> 
  • 面接のフィードバックや期待している点をポジティブ、ネガティブ両面言ってもらえた。 <文系男子> 
  • 事業や職種の配属確約がもらえた。 <文系男子>

参考:http://career-tasu.co.jp/wp/wp-content/uploads/2025/06/202506_gakuseichosa_kakuho.pdf

内定者フォロー例|嬉しかったと言われるアイデアを紹介

内定者への挨拶としてLINEを送る

内定者への挨拶としてLINEを送る際は、単なる事務連絡ではなく、歓迎と安心感を伝える最初の接点であることを意識しましょう。書き出しでは内定承諾への感謝と歓迎の言葉を伝え、続けて今後の流れや連絡方法を簡潔に案内します。

たとえば、
「〇〇さん、内定承諾のご連絡ありがとうございます。 改めて一緒に働けることを嬉しく思っています。今後の内定式や研修日程は改めてご案内しますので、ご不明点があればいつでもこのLINEでご連絡ください。」
といった形です。

さらに、
「卒業研究でお忙しい時期かと思いますが、ご自愛ください」
というような一言を添えると更に配慮が伝わります。会社のビジョンや期待について短く触れ、「入社までサポートします」という姿勢を示すことで信頼関係の土台づくりにつながります。

内定者にフォローメールを送る目的は?場面別の例文4選も紹介

リッチメニューから1タップアクセス

LINEのメッセージによる情報提供だけでなく、リッチメニューに相談窓口や各種SNSチェック、よくある質問などのメニューをつくるようにしましょう。

学生が簡単にアクセスできる導線を準備することで、手間と時間をかけずに欲しい情報を確認したり、気軽に悩みを相談できたりして学生の不安や疑問の解消につながります。

できるだけ情報にアクセスするハードルを下げられるように、気軽にアクセスしやすい導線作りを心がけましょう。

効率的な研修による入社前の戦力化

LINEには、LINE WORKSと連携してできるe-ラーニングや、LINEで通知が受け取れるe-ラーニングシステムがあります。

e-ラーニングの活用で、学生が自律的に自分の都合に合わせて研修が可能です。

効率的に研修を受けることで、入社前にビジネスマナーや社会人としての基礎知識を習得でき、入社前に力をつけてもらえます。

研修の体制を整備し、学生自ら学ぶ機会を作ることで、入社に対する自信をつけてもらうことにもつながるでしょう。

SNSツールと連携して業務を効率化

LINEを他のSNSツールと連携させることで、採用担当者の業務をより効率化できます。特に、連絡手段をLINEに一本化できれば業務負担が減るでしょう。

採用活動におけるSNSツールは、さまざまな用途で活用できます。企業からの情報発信に加えて、イベントの出欠確認や課題提出など、内定者からの発信も可能です。

内定者フォローに用いるプラットフォームをLINEに一本化することで管理の手間を効率化させると、人的ミスを減らせる効果が見込めます。

応募者と企業との接点をキープ

近年は労働人口の減少で、学生が複数の選択肢から就職する企業を選ぶ、売り手市場と呼ばれる状況です。

内定者全員が必ずしも自社が第一希望とは限らず、内定企業をいくつかキープする場合もあるため、内定後も企業の魅力を伝え良好な関係を継続する努力が必要です。

LINEを活用した内定者フォローは、学生にとっては使いやすいツールで、円滑なコミュニケーションが期待できます。

内定から入社までの長い期間に適宜コミュニケーションを取ることで、入社までのモチベーションを下げずに接点をキープできるでしょう。

学生1人ひとりに合わせ絵文字やスタンプを活用

LINEでの伝え方は担当者の裁量に影響されます。企業との連絡はフォーマルな内容になりやすいため、連絡に対するハードルが高く、疑問点や不安があったとしても自ら連絡が取れない学生は少なくありません。

LINEでは、絵文字やスタンプが使えるため、要件の内容や内定者の性格・選考状況に合わせて使い分けられます。

学生1人ひとりに合わせて伝え方を変えることで、内定者から「相談しやすい」と認識され、内定辞退を防ぐことにもつながるでしょう。

LINEで内定者フォローを実施する際のポイント

LINEを活用して内定者フォローを行う場合、ポイントを押さえることが重要です。以下では、具体的な方法について解説します。

内定者フォローの頻度を適切に

内定者フォローは連絡の頻度も印象を大きく左右します。頻繁にメッセージを送りすぎると、内定者は常に返信を求められているようなプレッシャーを感じ、負担や不信感につながりかねません。特に課題提出やイベント参加を繰り返し促す運用は、志望度を下げる要因にもなります。

一方で、連絡が少なすぎる場合は「本当に歓迎されているのか」「入社まで何をすればよいのか分からない」と不安を招き、内定辞退のリスクが高まります。とくにグループLINEでは、閑散とした状態が続くと帰属意識の低下につながる恐れもあります。

重要なのは、月1回程度を目安に計画的な情報発信を行い、「次回は〇月頃に連絡します」と見通しを示すことです。管理者側から定期的かつ意図ある発信を続けることで、安心感と信頼関係を維持できます。

若手社員に運用を任せる

「係長」や「主任」といった役職者が直接対応すると、内定者が緊張感を抱き、入社前から不安を感じる可能性があります。これを防ぐために、内定者と年齢が近い若手社員が担当することをおすすめします。

若手社員がフォローを行うことで、内定者は気軽に質問や相談ができ、心理的な安心感を得やすくなるでしょう。

また、現場で働く社員との直接的なコミュニケーションが促進され、内定者の入社意欲が向上し、内定辞退の防止にもつながります。

情報セキュリティに関する研修を実施する

LINEを活用した内定者フォローでは、情報漏洩のリスクを最小限に抑えるため、担当者が情報セキュリティに関する知識を十分に身につける必要があります。応募者の個人情報やLINE上のやり取りが外部に漏れることは、企業の信用を損なう重大なリスクとなるでしょう。

このリスクに対応するため、採用担当者や内定者フォローを行う社員を対象に、情報セキュリティに関する研修を実施してください。研修では、個人情報保護法やデジタルツールの安全な運用方法について学び、適切な管理スキルを習得することが望まれます。

この取り組みは、安心してLINEを運用するための基盤を作るだけでなく、企業全体の情報セキュリティ意識の向上にもつながるでしょう。

個別やグループなどコミュニケーション設計を行う

LINEには個別のチャット機能とグループチャット機能の両方が備わっています。それぞれの機能を効果的に使い分けることで、スムーズな情報共有やフォローが可能です。

たとえば、個別のやり取りは、個人の状況や不安に寄り添ったフォローに適しています。一方、グループチャットでは、同期同士の交流や共通の情報共有を目的とした活用が考えられます。このように、やり取りの内容や目的に応じて、適切なコミュニケーション方法を設計しましょう。

また、LINEの通知頻度や内容の適切さを考慮することも重要です。特定のメンバーが負担を感じないよう、運用ルールを事前に定めておくと良いでしょう。明確な設計とルールの設定は、内定者との信頼関係を築くうえで欠かせません。

内定者にフォローメールを送る目的は?場面別の例文4選も紹介

オワハラになるような内容は避ける

オワハラ(就活終われハラスメント)とは、内定を出した企業が学生に対し他社選考の辞退や就職活動の終了を迫るなど、自由な意思決定を妨げる行為を指します。実際に約10人に1人が経験しているとの調査もあり、決して軽視できません。

LINEでのフォローにおいても、承諾を急かす連絡や他社を下げる発言、過度なイベント参加の要請はオワハラと受け取られる恐れがあります。こうした対応は企業イメージの低下や早期離職につながりかねません。内定者が安心して判断できる環境を整えることこそが、結果的に信頼関係の構築と承諾率向上につながります。

内定者の囲い込みとは?メリットやリスクをまとめて解説

LINEで内定者フォローができるSNSツール

LINEとの連携が可能で、内定者フォローの効率化に役立つSNSツールを5つ紹介します。情報発信や日程調整の面で、それぞれに異なる特徴があります。採用活動で抱える課題と内定者のニーズを踏まえて、ツールの導入を検討しましょう。

LINE WORKS

LINE WORKSは、ビジネスチャットができるLINE公式のツールです。通常のLINEを使用する感覚で、企業と内定者が連絡を取り合える点が特徴です。

グループ機能やファイル共有の機能を活用すると、内定者フォローの幅が広がります。たとえば、配属先部署ごとのグループで課題を集める作業がスムーズに実施できるでしょう。

LINE WORKSは145種類もの外部ツールと連携できます。自由にカスタマイズすると、内定者フォローの質は高まるでしょう。

MOCHICA

LINEとの連携が可能な採用管理ツールとして、MOCHICAが存在します。選考状況の管理や日程調整など、採用プロセスで必要な機能が詰まったツールです。

MOCHICAの特徴は、内定者の希望に応じてLINEとメールの連絡手段を使い分けられる点です。LINEでの連絡に抵抗がある内定者に対しても円滑にフォローできます。

ブラウザ上で利用できる点や自動のメッセージ送信など、採用担当者の業務効率化が図れる点もメリットです。

next»

採マネnext»は、LINEと連携させた採用業務の自動化と一元管理ができるツールです。採用業務の効率化と、手厚い内定者フォローを両立できます。

採用管理ツールとしての一面に加えて、採用マーケティングとして役立つ機能の利用が可能です。データ分析を通じて、就活生の反応を把握できます。

LINE連携に加えて、Zoomや外部カレンダーとも連携できる点が採マネnext»の強みです。面接や日程調整の場面でもスムーズに対応できるでしょう。

SONAR

採用管理システムのSONARは、採用担当者の業務負担を軽減できるツールです。応募用の求人作成から内定者フォローまで、採用活動を一元管理できます。

直感的なクリック操作で求人や選考フローを作成できるため、特別な技術に頼らない採用活動が可能です。選考の案内は自動送信でき、連絡の手間が減ります。

LINEと連携させることで、選考の案内から内定者フォローまで連絡手段を一本化できます。応募から入社まで、内定者の情報を一貫して管理・移行できる点も強みです。

採用一括 かんりくん

採用一括 かんりくんは、LINEとの連携を売りにする採用管理システムです。エントリー管理・選考評価・面接予約など幅広い採用業務に対応できます。

就活生の利用率が高いLINEで連絡が取れるうえで、志向に合わせた発信をすることで、質の高い内定者フォローが実現できるでしょう。

基本機能に加えて、各企業のニーズと予算に合わせてオプション機能を追加できるプラン制度があり、初めて使う方でも安価なライトプランから導入できます。

まとめ

近年、就活は売り手市場と呼ばれ、複数の内定を獲得する就活生も多い傾向にあります。内定後のフォローは内定者へ安心感を与え、内定辞退防止に役立つでしょう。

また、LINEでの内定者フォローは、膨大な業務を抱える採用担当の負担軽減にもつながります。内定者のフォローにLINEを使い、業務の効率化に役立てましょう。

さらに、LINEを活用する際は、頻度や内容に配慮しつつ、オワハラと受け取られない誠実な姿勢を徹底することが重要です。双方向のコミュニケーションを意識し、一人ひとりに寄り添った情報提供を行うことで、信頼関係を築きながら承諾率向上と企業イメージの向上を同時に実現できるでしょう。

◆ABABAの特徴

・他社の最終面接まで進んだ優秀な学生をスカウトできる
・従来の不採用通知をお祈りエールにすることで将来の採用候補者を増やせる
・LINEでの内定者フォローに加えてABABAを活用することで、手間や費用をかけずに採用活動できる

サービスについてはこちらからご覧ください

また、内定承諾率を高めたい方は学生に好かれる企業であることが大切です。お役立ち資料では「内定承諾率を高める超効率採用術」を紹介しています。ぜひ参考にしてください。

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この記事の監修者

杉原 航輝(株式会社ABABA 執行役員)

新卒・中途採用領域を中心に、法人向けの採用支援や採用コンサルティングを経験。ダイレクトリクルーティングを含む採用戦略設計から実行支援まで携わる。
また、新卒採用における内定者フォローや採用定着を目的とした施策設計・立ち上げにも従事。
2023年より株式会社ABABAに参画し、執行役員としてマーケティングおよびインサイドセールスを管掌。

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