理系採用に苦戦する理由は?理系学生特有の傾向や企業が求める理由を解説

理系の学生は文系の学生に比べて人数が少ないため、採用に苦戦する企業や、応募者がなかなか集まらないケースも珍しくありません。
そこで今回は、理系採用に苦戦する理由について、企業が理系を求める理由と共に解説します。
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理系採用に苦戦する理由は?
理系採用に苦戦する企業は少なくありません。理性採用に苦戦する企業が多い理由は以下の通りです。
- 理系学生の数が少ない
- 理系学生の需要が増加
- 大手企業を志望する学生が多い
- 就職活動が短期集中
それぞれの理由について詳しく解説します。
理系学生の数が少ない
過去に国立教育政策研究所が実施した調査によると、文系学生に比べて理系学生の人数は3分の1でした。全体で見ると文系学生が約6割、理系学生が約4割であり、理系は文系に比べて少ない傾向にあります。
また、理系学生の数はピークであった平成11年の63.6万人から、平成25年には55.4万人にまで減少しています。理系学生の数は減少傾向にあり、企業は少ない理系学生の採用を競わなければなりません。
参照:国立教育政策研究所「中学校・高等学校における理系選択に関する研究最終報告書」
理系学生の需要が増加
IT技術の発展や国によるDXの推奨など、デジタル化が進む現代において、多くの業界で高度な技術スキルを持つ人材が求められます。
理系学生は普段から研究を通してデータ分析等で数字に触れており、データや数値を扱うさまざまな業種が求める人材です。
理系学生の需要は増えているものの理系学生が減少することによって、理系学生の人手不足は深刻さを増しています。
大手企業を志望する学生が多い
学生の就職活動は、企業のネームバリューや労働環境などさまざまな点を考慮した上で行います。
多くの学生が大手の企業を志望するため、知名度に劣る中小企業は苦戦する傾向です。中小企業と大手企業が同時に求人を出しても、条件のよい大手企業に人気が集まります。そのため、中小企業は自社の魅力を伝えることや雇用条件の見直し、知名度を上げるなどの対策を講じることが大切です。
就職活動が短期集中
理系学生は、研究や学業に多くの時間を割かねばなりません。そのため、文系の学生に比べて就職活動に充てられる期間が限られています。
また、就職活動を開始しても研修や学業と両立して進めます。文系学生に比べて企業研究をする時間が短く、応募できる企業数が限られるため大手企業への募集に偏ることが理系学生の就職活動の特徴です。
理系学生特有の傾向は?
理系学生特有の傾向も、理系採用に苦戦する要因です。
理系学生は、大学院へ進学したり推薦で就職したりする学生も少なくありません。その結果、就職活動をする学生が少なくなり、採用競争が激化します。
ここからは、理系学生特有の特徴について詳しく解説します。
大学院へ進学する学生が多い
理系学生は専門性を深めるために就職ではなく大学院に進学する人が多い傾向です。つまり、理系学生の採用は他社のみならず大学院とも競合しています。
理系学生に進学よりも就職を選んでもらうためには、これまで学んでことやスキルを自社で活かせることのアピールが大切です。どのようなスキルを求めているか、どのような業務内容なのか、入社後のキャリアプランの紹介など、理系学生だからこそ活躍できる職場であることをアピールしましょう。
推薦で就職する学生が多い
推薦で就職先を決める学生が多いことも、競争率激化の要因です。
大学生は、教授や研究指導者からの推薦によって就職先を決定するケースがあります。推薦で就職することで、採用市場に流れる理系学生の数は減っていることが現状です。
どれだけ企業に魅力があっても、そもそも採用市場に学生が出てこないことには求人を見てもらうこともできません。大学とつながりを持って推薦してもらったり、学校内に求人を出すなどの工夫が必要です。
企業が理系学生を求める理由
理系学生が減っているにも関わらず、多くの企業が理系学生を求めています。その理由は以下の通りです。
- 論理的思考力がある
- 数字やデータに強い
- 物事をやり抜く力がある
- 専門的な知識を持っている
それぞれの理由について詳しく解説します。
論理的思考力がある
理系学生は、大学での研究活動や実験を通して論理的思考力を培っています。論理的思考力は、問題解決や意思決定において重要です。なぜなら、論理的思考力があれば、客観的にものごとを判断できるためです。
仕事をする上で、思わぬトラブルに直面したり自分で判断したりする場面があります。理系学生は、問題点を的確に見抜き合理的な問題解決の糸口を見つけることに長けています。
数字やデータに強い
数字やデータに強いと、人事や労務、経営企画、マーケティングなど幅広い職種でも活躍できる可能性があります。
職種ごとに違いはあるものの、数字やデータを活用する仕事は少なくありません。入社してから徐々に慣れることもできますが、はじめから数字やデータに強いと即戦力となり得ます。
数字やデータを取り扱うことに長けた理系学生は、その能力をさまざまな業務に活かせます。
ものごとをやり抜く力がある
理系学生は、文系学生と比べてシビアな研究活動や論文執筆に取り組んでいます。また、長期間にわたる研究やプロジェクトも豊富に経験しています。これらの活動や経験を通して、困難な状況でも目標を達成する粘り強さを持っている点も理由の一つです。
仕事を始めると、責任を持って最後まで自分の仕事をやりきらなければなりません。物事をやり抜く力は、働く上で必要不可欠です。
専門的な知識を持っている
専攻分野によって異なるものの、化学や工学など文系では習得が難しい特殊な分野について深い知識を有することも、理系学生が求められる理由です。職種によって違いますが、技術革新が求められる産業や研究開発が重要な役割を果たす企業では、専門分野を有する理系学生は即戦力です。
学生で実務経験がなくても、その知識から即戦力となる可能性の高い理系学生は重宝されます。
理系採用に苦戦する企業向けの対策
理系人材は専門スキルを持つため需要が高く、大手や研究機関に流れやすい傾向があります。そのため、中小企業では母集団形成や採用競争で苦戦するケースもあるでしょう。ここでは、理系学生に効果的にアプローチし、採用成功につなげるための具体的な施策を紹介します。
理系社員の活躍をアピール
理系人材の採用を強化するためには、すでに活躍している理系社員の姿を具体的に示すことが有効です。プロジェクト成功事例や研究成果、キャリア形成のストーリーを発信することで、学生が自分の将来像を描きやすくなります。社員インタビューやテックブログ、動画コンテンツを活用すれば、仕事のやりがいや成長機会をリアルに伝えられるでしょう。現場の声を直接届けると、理系学生にとって魅力的な職場環境を強く印象づけ、応募意欲を高める効果が期待できます。
理系学生向けのイベントを実施
理系学生への効果的なアプローチとして、研究室訪問や技術セミナー、現場社員との座談会など、専門性の高いイベントを実施する方法があります。直接話を聞くと、自社の技術力や研究開発環境をより深く理解できるでしょう。さらにオンライン座談会やウェビナーを組み合わせると、遠方学生にもリーチでき、幅広い母集団形成につながります。双方向のコミュニケーションで疑問や不安を解消できれば、志望度を高め、優秀な理系人材の獲得に結びつけられます。
理系学生に対して企業側からアプローチ
理系学生を効率的に採用するためには、待ちの姿勢ではなく企業側から積極的に動くことが重要です。ダイレクトリクルーティングサービスやスカウト機能を活用し、研究内容やスキルに合わせたメッセージを送ると興味を引きやすくなります。単なるテンプレートではなく、学生の取り組みに即した具体的な言及を加えると「自分を理解してくれている」と感じられるでしょう。その結果、応募や面談につながる確率を高められます。攻めの姿勢を持つことで、優秀な理系人材を早期に確保しやすくなります。
出身校のつながりからオファー
理系学生との接点を増やすには、自社社員の出身大学やOB・OGネットワークを活用する方法が効果的です。大学と連携した説明会や交流会を企画すると、学生は安心感を持って企業理解を深められます。さらにOB・OGが直接関わると、現場のリアルな声を届けられる点も大きな魅力です。加えて、出身校経由で個別オファーやインターンシップ案内を行えば、他社より一歩早く関係性を築けます。このように「縁」を活かしたアプローチは、信頼関係の形成と早期採用に直結します。
理系採用に特化した採用サービスを利用
理系学生の採用を成功させるためには、専門性に強みを持つ採用サービスを活用するのが効果的です。理系学生に特化したダイレクトリクルーティングやスカウトサービス、人材紹介会社を利用すると、自社のニーズに合った候補者に効率的にリーチできます。一般的な求人媒体では出会えない高度なスキルや研究経験を持つ人材とも接点を持ちやすくなるのがメリットです。さらに、専門サービスは候補者データベースやマッチング精度も高く、市場競争の激しい中でスピーディーかつ確度の高い採用を実現できます。
理系採用に苦戦する企業におすすめのサービス
理系学生を採用したい企業にとって、効率的に優秀人材と出会うには適切なサービス活用が不可欠です。求人媒体やダイレクトリクルーティングに加え、理系特化型のスカウトや人材紹介を導入すると、採用効率やマッチ度を大幅に高められます。
paiza新卒
「paiza新卒」は、ITスキルを持つ理系学生が多数登録している新卒採用サービスです。企業が直面しがちな「期待するスキルを持つ学生に出会えない」「スカウトに十分な時間を割けない」といった課題を解消できます。候補者はオンラインでスキルチェック済みのため、一定基準を満たした人材に効率的にアプローチが可能です。また、返信率の高いスカウト機能を備えており、限られた採用リソースでも成果を出しやすい点が魅力です。
理系ナビ
「理系ナビ」は、理系学生の就活を支援するインターンシップ・就職情報サイトで、多様な理系専攻の学生が利用しています。特徴的なのは、「理系就職活動トレンド解説資料」や「就職活動アンケート」などの資料提供です。企業は学生の最新動向や志向を把握しながら、効果的にアプローチできます。さらに、専門性の高い職種や研究領域に合わせた情報発信が可能で、理系学生の不安解消や応募意欲の向上につながります。理系採用を強化したい企業に最適なサービスです。
LabBase就職
「LabBase就職」は、理系学生に特化した採用サービスで、スカウト機能やイベントを通じて効率的にハイスキルな学生と出会える点が特徴です。スカウト返信率は40%と高く、応募獲得の可能性を高められます。また、研究テーマやスキルに基づいた詳細なプロフィールから候補者を選定できるため、自社に適した人材に的確にアプローチが可能です。さらに、企業側が自社の魅力を適切に伝える仕組みも整っており、短期間で優秀な理系学生を採用できる効率的な手法として注目されています。
アカリク
「アカリク」は、理系院生の3人に1人が利用している採用サービスで、大学院生を中心に幅広い理系人材が登録しています。利用者のうち87%以上がMARCHや国公立大学以上の学生であり、優秀層と出会いやすいのが大きな魅力です。博士・修士課程の専門性を持つ学生も多く、研究開発や高度技術職を求める企業にとって強力な採用チャネルとなります。さらに、キャリアイベントやインターンシップマッチングも活用でき、候補者との接点を多面的に構築できる点も特徴です。
まとめ
専門的な知識や論理的思考力、物事をやり抜く力など、働く上で必要なスキルを身につけている理系学生は、多くの企業が求めています。一方で、理系学生の数は減少しており、就活市場に出てこない学生も多く競争率が激化しています。理系学生に刺さる自社の魅力をアピールして、理系学生を獲得しましょう。
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