新卒採用でのスカウトとは?メリットやおすすめサービスを紹介!

近年、新卒採用に「スカウトサービス」が取り入れられるケースが増加しています。
いままで、スカウトサービスは中途採用で活用されることが多かったのですが、新卒にもスカウトサービスを導入する企業が増加しています。
本記事では、新卒採用におけるスカウトサービスのおすすめやメリットについて解説していますので是非参考にしてください。
おすすめの新卒スカウトサービス
新卒スカウトサービスにはどのような機能があるのでしょうか。
多数ある新卒スカウトサービスから、おすすめのものをご紹介します。
OfferBox(オファーボックス)
オファーボックスは新卒に特化したダイレクトスカウトサービスで、現役学生の登録数が多いことが特徴です。また、AIを活用して採用活動を効率よく進められる点もおすすめできるポイントです。
オファーメールの開封率を高めたり、独自の適性検査で結果を分析し、企業の求める要件とマッチする学生を探し出せるなど、実効性の高いサービスを展開しています。
1人あたり38万円という成功報酬型のプランに加え、早期定額型のプランも提供しており、自社の採用数に合わせたプランが選べます。
doda(デューダ)キャンパス
dodaキャンパスは、ベネッセiキャリアが運営するスカウト型新卒採用サービスです。ベネッセグループの豊富な学生データベースを参照して学生に直接アプローチできる点が最大のメリットです。学生の満足度も高く、大学1年生から登録できるため、早期から学生とのコミュニケーションが図れます。
料金プランは定額制と成功報酬型の2プランあり、自社の採用規模に合わせて選択できることも魅力です。
専任スタッフによるスカウトサポートも充実しています。
Wantedly(ウォンテッドリー)
Wantedlyは、SNSとスカウト採用の要素を兼ね備えたサービスです。
企業が発信する「想い」への共感を通じて、求職者とのマッチングを図る点が特徴です。
登録している学生は長期インターンを探す目的で利用しているケースが多く、キャリア形成意欲の高い優秀な学生との接点を多く持てる点がメリットといえます。料金は「ライト」「スタンダード」「プレミアム」から選択できます。
ABABA(アババ)
ABABAは、2020年11月にリリースされたスカウト型プラットフォームです。
就活生からの口コミや評判が高く、近年急成長しているサービスです。
ABABAは、登録した学生の他社での選考実績が可視化されている点が特徴として挙げられます。例えば企業側は、数社で最終面接まで進んでいる学生の就活傾向や、他社がどのように評価しているか、という点を参考にしてアプローチする学生を決められます。
選考を見送った学生に対して就活を支援する「お祈りエール」を送れるため、不採用の学生と良好な関係を維持できる点も特徴です。
料金は成果報酬型と応募課金型の2種類が用意されています。
スカウトサービスによる新卒採用とは
スカウトサービスは「企業側から学生にアプローチする」という採用活動を支援するサービスです。
公開されたデータから自社にマッチする学生に対して働きかけることを可能にします。
中途採用では一般的な手法ですが、新卒採用でも効果を発揮できる採用手法です。
スカウトが注目される理由
従来の新卒採用は、学生からの応募を待って選考を行う受け身の採用手法が主流でした。
こうした採用手法は、大手企業はともかく新規参入したばかりのベンチャー企業や、事業規模をこれから伸ばしたいと考える成長企業にとっては有利とはいえません。
一方、スカウトサービスでは企業側が積極的に学生のプロフィールを精査し、自社で欲しい人材を選考した上でアプローチできます。
自社の魅力をアピールし、また従来の手法では接点のなかったターゲット層にも働きかけが可能です。
スカウトサービスの種類と費用
スカウトサービスには、大きく分けて「定額型」と「成果報酬型」の2つのタイプがあります。定額型は、毎月一定の金額を支払うことでサービスを利用する形態のことです。一方、成果報酬型は採用を決めた学生の数に応じて費用が発生する仕組みです。
両者にはそれぞれメリットとデメリットがあります。成果報酬型は採用するまで料金が発生しない点が魅力です。一方、定額型は、採用人数が多ければ成果報酬型よりも1人あたりにかかる費用が少なくなる点が魅力です。
自社の採用規模や方針に合わせて適切なタイプを選びましょう。
新卒にスカウト型サービスを導入するメリット
新卒採用にスカウト型サービスを導入すると、さまざまなメリットがあります。従来の応募型採用と比較して、より自社に合った人材が確保できるならば検討の余地はあるでしょう。
スカウト型サービスで新卒採用を行うメリットを解説します。
求める人材に直接アプローチできる
スカウトサービスは企業が学生に対しアプローチするという点で募集型採用と異なります。
応募を待ち、募集者の中から自社のニーズにあった人材を選ぶより、ニーズにあった人材にあらかじめ働きかけるほうが効率がよいといえます。
特に、募集規模が大きくなかったり特定のスキルが求められる場合には有効な方法です。
スカウトサービスは始動が早く、採用活動の通年化や早期化にも効果的です。
良質な母集団が望める
新卒採用では、求める人材が得られるか否かは母集団の形成にかかっています。
通常の応募型であれば、応募人数が多いほど優秀な人材が得られる可能性が高まりますが、スカウトサービスであれば母集団を求める条件に合う人材だけで固められます。
これにより選考の効率化が図られ、さらに自社のニーズと採用者のミスマッチ防止も可能です。
求めるターゲット層をしっかり定めたうえでスカウトサービスを利用すると、条件に合わない学生や意欲の高くない学生をエントリーから減らし、選考を濃密なものにできます。
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潜在層にアピールできる
従来の応募型の新卒採用では、そもそも学生が自社を知らないと応募して貰えないという課題がありました。学生は知名度の高い大手企業に集中してしまい、新しい会社やベンチャー企業は不利だったのです。
スカウト型サービスはそうした「これから」の企業にとって優秀な人材を得るチャンスとなります。スカウトを通じて、自社のことを知らなかった学生に自社の理念やコンセプトをアピールすることが可能です。ブランド力が未だ高くない企業にとって、スカウト型サービスは絶好の手段です。
スカウトサービスのデメリット
スカウトサービスにもデメリットはあります。まず、ターゲットとなる学生の絞り込みが難しい点です。自社にとって必要な人材や活躍できる人材を見極めるのに手間やノウハウが必要になります。
人材の選定に加え、メッセージのやり取りや日程調整など、スカウトサービスは1人当たりの採用に必要な工程が多いため、中小企業にとっては負担となる可能性もあります。
スカウトサービスを活用して優秀な人材を確保するには、自社の魅力を再定義することと、それをアピールできるノウハウと人的リソースが必要です。
まとめ
スカウト型の新卒採用は、有用な人材を確保するための不可欠な手段となる可能性を秘めています。さらに、ブランド力不足や知名度の問題で人材確保に苦労している企業には、自社の力で課題を払拭できるチャンスだといえます。
スカウトサービスをフルに活用して優秀な人材を効率的に確保し、自社の発展に役立てましょう。
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◆ABABAの特徴
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