秋採用とは?企業が取り組む理由や秋採用で出会える学生の特徴を解説

新卒 秋採用

近年、秋採用をする企業が増えています。秋採用にすることで出会える学生が存在し、秋採用だからこそのメリットがあることをご存じでしょうか。

そこで今回は、秋採用の概要や企業が秋採用に取り組む理由について、出会える人材と共に解説します。

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秋採用とは?  

一般的に新卒の採用活動は春や夏に行います。しかし、近年秋採用を実施する企業が増えています。

秋採用とは、春・夏採用が終わった夏休み明けの8月末〜12月上旬頃に行われる採用のことです。春・夏には採用できなかった不足分の人材確保や、より優秀な人材の発掘を目的とし、戦略的に行われる採用方法の一つです。

秋採用に取り組む理由は? 

企業が秋採用に取り組む理由はさまざまなものの、主な理由は以下の通りです。

・通年で採用活動を行っているため

・採用予定人数に達していないため

それぞれの理由について詳しく解説します。

通年で採用活動を行っている 

時期を絞らず、通年で採用活動をする企業もあります。通年で採用活動をする企業は時期を問わず人材の募集をするため、必然的に秋採用も実施しています。

特に近年は、海外留学生や既卒者、卒業の時期が異なる海外大学の学生など、就職活動時期の多様化に伴って通年で採用活動をする企業が増加中です。秋採用にこだわるのではなく、通年採用のため秋採用も実施しています。

採用予定人数に達していない 

通年採用を実施していない企業が秋採用を実施する理由の多くは、採用予定人数に達していないためです。

春採用や夏採用を実施したものの、よい人材に出会えなかった、内定辞退によって採用予定人数を満たせていないなどの理由です。採用予定人数を確保できなかったために、秋も採用活動を継続します。

他にも、採用方針が変わった、新規プロジェクトに多数の人員が急遽必要になったなど、不足する人員を補充するために秋に再度募集をかけるケースがあります。

新卒の秋採用で出会える学生は? 

新卒の多くは、春採用や夏採用で就職先を決めます。しかし、秋採用で就職活動をする学生も少なくありません。そこでここからは、新卒の秋採用でどのような人材に出会えるのかを解説します。

部活に取り組んでいた体育会系の学生 

体育会系の部活に入っていて、就職活動よりも部活を優先する学生は秋採用での就職を目指します。これは、体育会系の部活は春や秋に大会があり、就職活動の時期と重なる場合が多いためです。

体育会系の部活を経験した人は、忍耐強く上下関係を重んじる傾向にあります。社会人としても、体育会系の部活で得た経験は武器となるでしょう。

公務員試験に落ちてしまった学生 

公務員試験に落ちてしまった学生は、秋採用で就職活動をします。これは、国家公務員Ⅱ種は9月に試験の合否が分かるためです。

公務員試験に落ちた学生のなかには翌年の試験に臨む人もいます。その一方で、公務員を諦めて一般企業への就職に切り替える人は、この時期から就職活動を行います。

急いで就職先を探す人が多く、内定が出ればその会社への就職を決める人も少なくありません。

内定が取れていない・内定を辞退した学生 

春から夏にかけて就職活動をしていたものの、内定が取れずに就職活動を続けている学生もいます。

また、内定を獲得しても「本当にこの企業でよいのだろうか」と悩み、内定を辞退して再度就職活動をする学生もいます。将来性や会社への不安から、内定を得ても辞退する学生はよりよい会社を探して、秋採用の求人から再度就職先を選ぶ傾向です。

秋採用を積極的に行う企業の特徴 

秋採用をする企業は少なくありません。特に、秋採用を積極的にする企業には共通の特徴があります。

そこでここからは、秋採用を積極的にする企業に共通する特徴をご紹介します。

外資系企業 

外資系企業の多くは、秋採用をしています。

外資系企業が秋採用をする理由は、海外では9月を年度の切り替わりとする学校が多いためです。

日本の学校は、4月を年度の切り替わりとしています。しかし、海外の学校では9月を年度の切り替わりとする学校が一般的です。

海外の学生を探す外資系企業では、学生の卒業時期に合わせて、秋時期に採用活動を強化する企業が多い傾向にあります。

ベンチャー企業 

ベンチャー企業も、秋採用をする企業が多い傾向にあります。これは、事業の拡大や新規事業の立ち上げに伴い、年度の途中で採用人数が増えるためです。採用人数を増やす際に、時期次第では秋採用をします。

また、ベンチャー企業の多くはすぐにでも活躍が期待できる人材を常に欲しがっています。そのため、大手企業と比べて採用スケジュールは柔軟な傾向にあることも理由の一つです。

大手企業の子会社 

大手企業の子会社は、あえて秋採用を選ぶことも少なくありません。これは、親会社の採用活動と時期をずらすためです。

親会社と子会社が同時に内定を出すと、ほとんどの学生は親会社を優先します。親会社の方が条件はよく、将来性も高いと判断されるためです。

親会社に人材を取られると、採用活動にかける時間や費用などがかさんでしまいます。親会社と採用時期をバッティングさせず、秋に出てくる優秀な人材を獲得するため、採用活動をずらす傾向にあります。

地方の企業 

地方の企業は、通年採用や秋採用を実施する企業が少なくありません。これは、人材獲得に苦戦しやすいためです。

地方の企業は、都市部の企業と比べて応募者数が少ない傾向にあります。これは、都市部への若手人材の流出やエリア特性などの問題があるためです。

春採用や夏採用もするものの、採用予定人数に達しておらず、秋採用を継続して実施する企業も少なくありません。また、あえて公務員や準公務員の試験などがひと通り終了する秋頃から採用活動を始めたり、活動を強化したりする企業もあります。

まとめ 

一般的に春や秋に実施する採用活動を、「秋に出てくる人材を確保したい」「採用予定人数に達していない」などの理由で、秋採用を実施する企業もあります。秋採用では、春採用や夏採用では出会えない人材と出会えたり、大手企業が減って競争率が減ったりなどのメリットがあります。

春採用や夏採用で思うように人材を獲得できなかった場合は、諦めて翌年まで待つのではなく秋採用を実施しましょう。

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秋採用は、春採用や夏採用と比べて採用活動をする企業が少なく、競争率が下がります。その一方で、必ずしも優秀な人材に出会えるとは限らず、内定辞退をする可能性もあります。

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