通年採用が難しい理由|メリットや流れ、成功のコツまで一挙解説

通年採用 難しい

新卒採用と比べて、通年採用で人材を募集することは難しいといわれます。一方で、通年採用で新入社員が欲しいと考える企業もあるでしょう。

本記事では、通年採用が難しい理由やメリットなどを紹介します。

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通年採用が難しい理由

通年採用は、新卒採用と比べて難しいといわれます。ここでは、通年採用が難しいといわれる理由について、大きな要因となる点を3つ紹介します。

通年採用をしている企業や、検討している企業は参考にしましょう。

人事や採用担当者の負担が大きいため

通年採用をすると、採用を担当する部署や担当者の負担が大きくなります。通年採用の場合常に採用業務をしなくてはならないため、業務量が多くなりやすいといえるでしょう。

募集や面接だけではなく、内定者ごとに研修やフォローが必要な場合もあるため、その分の業務も担当しなくてはなりません。

募集の時期だけ求人業務をすればよい新卒採用と比べて、通年採用の場合は年中業務が必要であり、採用担当者にかかる負担が大きいといえるでしょう。

採用にコストがかかるため

採用活動には、募集や広報などにかかる費用も必要です。

通年採用をすると、採用担当者に負担がかかるだけではなく、採用に必要な費用や時間が割かれます。1年を通して採用コストがかかるため、企業にとって負担になることもあるでしょう。

通年採用をする場合、求人の掲載や広報などに書ける時間が長くなり、その分費用も高くなります。

採用活動のための経費に余裕のない企業の場合、通年採用による費用増加が大きな負担となるでしょう。

他の採用との兼ね合いが必要になるため

通年採用をする企業でも、並行して新卒採用や中途採用をする場合があります。通年採用と一括採用や新卒採用などとの兼ね合いが難しく、両方を適切に運用し続けることは難しいといえるでしょう。

大人数から選ぶことになる一括採用と、少人数から人材を見極められる通年採用では、入社後の研修や教育にかかる費用や時間、時期なども異なります。異なる集団にそれぞれ研修をしなくてはならない手間も考えると、通年採用と一括採用を両立することは難しいと考えられます。

通年採用と一括採用の違い

通年採用とは、時期を決めずに通年を通して採用活動をすることです。新卒採用で用いられることはあまりありませんが、欠員補充のための中途採用では広く用いられています。

近年は、人材のグローバル化を目的に、新卒採用でも中途採用をする企業があります。

一方、一括採用とは、同時期にまとめて採用活動をすることです。終身雇用を基本とした従来の日本の雇用形態と相性がよいことから、多くの企業で採用されています。

採用業務が決まった時期のみで済むことや、多くの人材を受け入れられることが利点です。

通年採用をするメリット

通年採用には、一括での新卒採用にはない多くのメリットがあります。そのため、一括採用から通年採用に切り替えようとする企業もあるでしょう。

ここでは、企業が通年採用をするメリットを3つ紹介します。

求める人材を獲得しやすい

新卒採用では、大量の志望者から合格者を選ばなくてはならないため、企業に合う志望者を取りこぼしたり、企業に合わない志望者を採用して早期離職になったりする事態が考えられます。

対して、通年採用では一度に処理する応募者が少人数なため、人材の適性をじっくりと見極められます。これによって採用のミスマッチを防いだり、優秀な人材を採用したりしやすいといえるでしょう。

また、時期を絞らないことによって、多様な人材に出会えることも利点です。

会社の事業計画に沿って採用できる

新卒採用をする場合、求人の時期が決まっているため、採用のためのスケジュールに企業が振り回されることがあります。

対して、通年採用であれば、企業の事業計画に合わせたスケジュールで採用活動が可能です。一括採用とは異なり、この時期までに何人採用するという取り決めがなく、急いで内定を出さなくてよく、人材の適性をしっかりと見極められます。

採用要件に合う人材を探しやすいため、早期離職を防ぐことにもつながります。

突然の人員不足を補える

新卒採用の場合、事前に決めた人数に内定を出しても、内定辞退によって空きが出る可能性があります。通年採用であれば、期間を決めずに採用活動ができるため、突然の内定辞退による欠員が出るリスクが少ないといえるでしょう。

また、社内で退職や休職があったときにも、通年採用をしていれば柔軟に欠員を埋められます。企業が求めるタイミングで採用活動を始められるため、従業員数を常に適切な数にしたい企業には通年採用がおすすめです。

通年採用を導入するまでの流れ

通年採用を新たに導入するときは、採用活動を開始する前に事業計画に沿って採用計画を立てましょう。

採用計画を立てたら、それに従いながら、採用手法や宣伝方法を決めます。その後、必要書類はどうするか、面接はどのような形式で何回するかなどの選考の流れを決めましょう。

採用活動に関することだけではなく、内定後の流れや研修・教育内容など、内定後の流れについても決める必要があります。これらの準備がしっかりと整ってから、募集を出しましょう。

通年採用を成功させるコツ

通年採用は一括での新卒採用とは勝手が異なるため、成功させるにはコツをつかむ必要があります。

ここでは、通年採用を成功させたいときに意識したい事項を3つ紹介します。これから通年採用を導入する企業は参考にしましょう。

外注や委託で採用担当者の負担を減らす

通年採用を導入すると、人事部や採用担当者にかかる負担が大きくなります。そのため、採用に関する業務のうち、外注や業務委託ができるものは積極的に検討しましょう。

通年採用をすべて自社で実施すると、採用担当者は1年中採用業務に追われることになります。外注によって負担を減らし、採用担当者がメイン業務に注力できる環境を整えることがおすすめです。

採用担当者の負担を減らせば、採用業務全体がスムーズに進みます。

採用媒体や広報の方法を絞る

通年採用の場合、求人に関する情報の広報を大々的にすると、その費用が企業にとって負担になります。通年採用をする場合は、求人情報の掲載媒体を絞ったり、広報の媒体を減らしたりするとよいでしょう。

採用にかかる費用を抑えられ、企業全体への負担が減ります。

ただし、広報を減らしすぎたり、有効なものまで削ってしまったりすると、適切な人材が集まりません。自社に合う方法を探りながら、広報方法や掲載媒体を決定するとよいでしょう。

新卒や転職者との接点を増やす

通年採用は、一括での新卒採用と比べて採用強化をするタイミングを見逃しやすいといえます。必要なタイミングで必要な人材を採用するには、就活生と接点を作れるように努めましょう。

就活生と接点を持ちたいときは、就活生の動向について知ることが効果的です。求人情報サイト担当者からデータを共有してもらったり、昨年までの応募者のデータを振り返ったりすることで、就活生の動きが活発化するタイミングや、エントリー数を増加させる方法を理解できます。

まとめ

通年採用をするときは、一括採用との兼ね合いを意識しなくてはなりません。通年採用は難しいといわれる一方で、欠員募集がしやすい・人材にしっかりと向き合えるなどのメリットも多くあります。

ただし、年中採用活動をすることで費用がかかる・採用担当者に負担がかかる・採用強化のタイミングが分かりにくいなどの注意点もあります。

これらの問題点を解消したいときには、採用業務の一部の外注を検討しましょう。通年採用による採用活動の負担を減らしつつ、採用活動の質を向上させたい場合は、「ABABA」の利用がおすすめです。

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