採用広報が上手い企業の成功事例!マーケティング戦略・トレンド

新卒採用の成功には、効果的な採用広報が欠かせません。本記事では、SNSやデータ分析など、さまざまな手法で成果を上げている企業の事例を解説します。
スカウト型サービス「ABABA」を使えば、採用広報が上手い企業の実績から学びつつ、自社の採用を成功へと導けます。
採用広報が上手い企業8選
新卒採用を成功に導くには、自社の魅力の効果的な発信が欠かせません。ここでは、独自の工夫で採用広報を成功させている8社の取り組みを紹介します。それぞれの企業がどのように工夫を重ね、成果を上げているかを見ていきましょう。
(IT)LINE|リファラル60%。現場社員の自主的発信が鍵
LINEの採用成功例として注目すべきは、リファラル採用が新卒採用の60%を占めている点です。
その背景には、SNS時代に即した現場社員による自主的な情報発信があります。社員が自身の業務や職場環境について積極的に発信し、就活生の共感を集めることから、口コミで企業の魅力が広がりました。現場からの等身大の発信は、企業の公式情報より説得力があり、採用につながりやすいといえます。
(広告)サイバーエージェント|独自のリクルーター制度
サイバーエージェントは、社員全員が採用に関わる独自のリクルーター制度「YJC」を実施しています。
この仕組みでは、営業職や技術職など、さまざまな部署の社員が採用活動に携わることが可能です。応募者は興味のある職種の現場社員と直接対話する機会があり、具体的な仕事内容を理解しやすい環境となっています。
全社を挙げての採用活動により、2019年卒では約230人の採用に結びつきました。
(小売)ニトリ|マーケティング視点での設計
ニトリでは、採用活動をマーケティングの視点から設計し、効果的な人材確保を実現しています。
特徴は、採用情報の発信を「社員第一主義」の企業文化と結びつけている点です。具体的な職場環境や働きがいを前面に押し出すことで、就活生の共感を得ています。
応募者に対しても、入社後のキャリアパスを明確に示すことで、ミスマッチを防ぐ工夫をしています。
(人材)レバレジーズ|マンガやTikTokなど多様な媒体で発信
レバレジーズでは、就活生の情報収集方法の多様化に対応し、さまざまな媒体で採用情報を発信しています。
例えば、マンガによる社員の日常紹介やTikTokでの企業文化の発信など、柔軟な手法を取り入れていることが特徴ですまた、。従来の採用サイトだけでなく、SNSやイベントなど複数の接点を設けることで、より多くの応募者との出会いを生み出しています。
(メーカー)パナソニック|潜在学生を調査しインサイトを理解
パナソニックでは、潜在的な採用候補者の理解を深め、採用活動で成果を上げています。
特に注目できるものは、採用マーケティング・ブランディング部門を設置し、学生のインサイト(深層心理)を徹底的に調査している点です。この取り組みを基に、社員個人の視点からストーリーを発信する「Iメッセージ」を展開し、エンゲージメントが2年間で約16倍に向上するという成果を上げました。
(コンサル)アクセンチュア|データ分析と独特な企画
アクセンチュアでは、データ分析を活用した独自の採用改革を実施しています。特徴的なことは、候補者の応募行動を詳細に分析し、効果的なアプローチ方法を導き出している点です。
また、社員紹介制度の活性化に向けて「バレンタインキャンペーン」といった独特な企画を実施し、採用エージェントへの依存度を下げることに成功しました。
このように、科学的なアプローチと創造的な施策を組み合わせた採用戦略を展開していています。
(設備)三朋企業|採用のきっかけづくりにYouTube運用
群馬県の三朋企業では、採用活動のきっかけづくりにYouTubeを効果的に活用しています。
同社は建設業界でありながら、壮大な会社案内動画を制作し、就活生の興味を引くことを可能にしました。企業の雰囲気や業務内容を視覚的に伝えることで、求職者への理解を深めています。
特に、地方企業ながら動画コンテンツを通じて幅広い層にアプローチしている点が特徴です。
(不動産)オープンハウス|目を引くInstagram運用
オープンハウスでは、新卒採用担当による公式Instagram「オープンハウスの知らない世界」を運用し、効果的な情報発信を実現しました。社員の日常やキャリアパス、社内イベントの様子など、企業の実態が分かるコンテンツの提供に力を入れています。
また、「挑戦権は、自然発生しない。」をテーマに、次世代クリエイターとのコラボレーションによる質の高い投稿を行うことで、就活生からの共感を得ています。
採用広報に取り組むメリットとは?
採用広報にはどのようなメリットがあるのか解説します。
自社の認知度が高まる
広報活動の一貫として、インタビュー記事や社員の声を紹介するコンテンツを発信することで、自社の認知度を大きく高めることができます。
広報活動における情報発信は、転職を積極的に考えている層だけでなく、まだ具体的に転職を検討していない潜在層にも自社の存在や魅力を知ってもらうきっかけとなります。
現在はSNSなどのデジタルメディアが主流となっています。そのため、広報活動において活用した情報発信は認知度向上に欠かせない重要な手段です。
企業の日常や社員のリアルな声をSNSで発信することで、多くの人に自社の価値観や雰囲気が伝わりやすくなるでしょう。情報発信を継続することで、転職・就職活動において自社を思い出してもらえる可能性が高まり、採用活動の成功につながります。
応募数の増加を期待できる
採用広報を積極的に行うことで、企業に関心を持った人が実際に応募へとつながるケースが増え、結果として応募数の増加が期待できます。
インタビュー記事やSNSでの発信を通じて自社の魅力を多角的に伝えることで、転職を積極的に考えている層だけでなく、潜在的な求職者にも企業の存在や特徴を知ってもらうことができます。
将来的に転職を検討する際に自社を応募先として選んでもらえる可能性が高まるでしょう。さらに、企業の魅力を十分に理解した応募者が増えることで、応募者の質も向上し、より効率的な採用活動につながります。
ミスマッチを減らせる
採用広報の大きなメリットのひとつが「ミスマッチ」を減らせることです。ミスマッチは内定辞退や早期退職の原因になりかねないため、できるだけ避けたい部分です。
採用広報において、自社の魅力や強みのPRはもちろん、現在抱えている課題やネガティブな側面についても積極的に発信することで、ミスマッチの軽減につなげることができます。
なぜならば、長所だけでなく短所も発信することで、応募者は企業のリアルな状況を理解したうえで応募するようになるからです。
また、課題を理解し共感した人材が集まることで、入社後の定着率向上や早期離職の防止にもつながります。採用広報を通じて、企業のありのままの姿を伝えることが、ミスマッチの防止には欠かせません。
採用活動の効率化を実現できる
採用広報を自社で効果的に進めることで、求人広告の出稿や人材エージェントの利用といった外部サービスに頼る必要が少なくなり、採用コストの削減につながります。
自社の魅力や価値観を積極的に発信することで、企業理解が深く志望度の高い応募者が集まりやすくなり、面接や選考のプロセスもスムーズに進行します。結果的に選考時のやり取りが本質的な内容に集中できるため、求める人物像に合った人材を効率よく見極めることが可能です。
さらに、採用活動全体の無駄な工程やコストを減らし、限られたリソースをより質の高い採用活動へと振り向けることができます。採用広報の強化は、コスト面だけでなく、採用活動の質やスピードの向上にも大きく貢献します。
採用活動の進め方
採用広報は闇雲にただ情報を発信するだけでは、上手くいきません。正しく進めることで効率を向上できます。
採用広報の正しい進め方をご紹介します。
自社が抱える課題を整理する
採用広報に取り組む際は、「何のために採用広報を行うのか」目的を明確にすることが重要です。目的を明確にする第一歩として、自社が現在抱えている採用に関する課題を整理する必要があります。
例えば、応募者数が少ない場合は認知度向上が課題となり、内定承諾率が低い場合は自社の魅力発信の方法に課題があるでしょう。課題を明確にすることで、採用広報の方向性や戦略が決まり、ターゲットや発信内容も具体的になります。
自社の課題を丁寧に洗い出すことで、採用広報の目的がぶれることなく、より効果的な活動につながります。
ゴールとペルソナを決める
自社の課題を整理したうえで、目的に応じたゴールを明確に設定しましょう。
例えば、応募者数の増加や離職率の低減など、解決すべき課題に対して具体的な目標を立てます。次に、どのような人材を採用したいか、どんな人物に情報を届けたいかを明確にするためにペルソナを設定します。
ゴールが明確に決まっていないと、「誰」に「どのようにして」採用広報を行うか決められなかったり、課題の改善につながらなかったりするためです。
ペルソナは年齢や性別だけでなく、居住地や職業、価値観、人柄、利用するSNSなど詳細に設定することで、発信内容やメディア選定の精度が高まります。
明確なゴールとペルソナの設定により、採用広報の方向性が定まり、効果的な戦略立案が可能になります。
使用するメディアを選ぶ
採用広報で使用するメディアにはさまざまな種類があり、それぞれに特徴やメリットがあります。
例えば、企業自らが情報を発信できる「オウンドメディア」は、ブランドや価値観を自由に伝えられる一方、運営やコンテンツ作成に手間がかかります。ターゲットに短期間で広くリーチしたい場合は、Web求人サイトやSNS広告などの「ペイドメディア」が効果的ですが、費用が発生する点に注意が必要です。
また、口コミや第三者の発信を活用する「アーンドメディア」は信頼性が高く、中長期的な認知拡大に役立ちますが、自社でコントロールしにくいという特徴もあります。さらに、紙媒体やダイレクトリクルーティング、求人検索エンジンなども選択肢となるでしょう。
各メディアの特徴や違いをしっかり把握し、自社の採用ターゲットや目的に最適なメディアを選ぶことが、効果的な採用広報の実現につながります。
コンテンツを制作する
コンテンツ制作は、採用広報活動において実際に求職者へ自社の魅力や情報を伝える重要なステップです。
インタビュー記事や社員の声を紹介する記事は基本的な手法であり、企業の雰囲気や働く人のリアルな姿を伝えるのに効果的です。
また、近年では音声コンテンツの活用も注目されています。PodcastやVoicyなどを利用し、社員の声や社内イベントの様子などを音声で配信することで、文章や写真だけでは伝わりにくい温度感や人柄を伝えることができます。
コンテンツ制作にあたっては、ペルソナに合わせてどのような内容や切り口が響くのかを考え、記事・動画・音声など多様な手法を組み合わせるとよいでしょう。
KPIを決める
採用広報を効果的に進めるためには、KPI(Key Performance Indicator=重要業績評価指標)を設定し、達成度をもとに具体的な戦略を立てることが不可欠です。
KPIはWebサイトのアクセス数や応募者数、SNSのエンゲージメント率、採用後の定着率など、数値で測定できる指標を設定します。ただし、KPIは決めて終わりではなく、定期的にデータを収集・分析し、目標に対する進捗や課題を把握したうえで改善を重ねていくことが重要です。
「KPIの設定→データ収集・分析→進捗・課題把握→改善」のサイクルをくり返すことで、採用広報の質を高め、より効果的な人材獲得につなげることができるでしょう。
採用広報で活用できる手法6選
近年の採用市場では、企業が優秀な人材と出会うために「採用広報」の重要性が高まっています。単に求人情報を発信するだけでなく、企業の魅力や価値観を伝えることで、学生や求職者との認知・共感を生み出すことが求められているためです。ここでは、採用活動において広報として活用できる具体的な手法を6つ紹介し、それぞれの特徴やメリットを解説します。採用力を高めたい企業担当者は、ぜひ参考にしてください。
- オウンドメディアで長期的に信頼を築く
- SNSは若年層とコミュニケーションを取りやすい
- ペイドメディアは即効性が高く広範囲に訴求できる
- アーンドメディアは口コミ効果で集客につながる
- 採用広報動画は会社の雰囲気を直感的に伝えられる
- 音声メディアは低コストで多くの情報を伝えられる
オウンドメディアで長期的に信頼を築く
オウンドメディアとは、企業が自社で運用・管理するWebサイトやブログ、採用特化型のコンテンツサイトなどを指します。採用広報においては、企業文化や社員インタビュー、働き方などを自由に発信できるため、応募者との信頼関係を長期的に築きやすいのが特徴です。
また、SNSや求人媒体とは異なり、掲載期間の制限がないため、自社の世界観や想いを継続的に伝えられるメリットもあります。ただし、効果を出すには戦略設計やコンテンツ制作に時間と労力が必要です。継続的な運用体制の構築と、定期的な情報更新が成果につながる鍵となります。
SNSは若年層とコミュニケーションを取りやすい
X(旧Twitter)やFacebook、Instagram、TikTokなどのSNSは、特に20代前半の学生や第二新卒層と親和性が高く、企業が若年層にリーチするうえで非常に有効な手段です。無料で利用できるためコストパフォーマンスにも優れ、フォロワー以外のターゲット層にも情報を届けられる拡散力があります。会社説明会やインターン情報だけでなく、社員の日常や社内イベントなどをカジュアルに発信することで、企業イメージの向上や親近感の醸成にもつながるでしょう。
ただし、炎上リスクやネガティブなコメントへの対応など、運用には一定の配慮が必要です。投稿内容のトーンや頻度を統一し、ガイドラインを整備したうえで、継続的な発信を行うことが重要です。
ペイドメディアは即効性が高く広範囲に訴求できる
ペイドメディアとは、企業が費用を支払って広告を掲載するメディアのことを指します。代表的な例としては、就活情報サイトへのバナー広告や検索エンジンのリスティング広告などがあり、短期間で多くの学生に情報を届けられる即効性の高さが魅力です。
また、広告配信先の年齢層や興味関心に応じたターゲティングが可能なため、効果的にアプローチできます。ただし、掲載には費用がかかり、掲載期間が限定されるため、予算やタイミングを見極めて戦略的に活用することが重要です。
アーンドメディアは口コミ効果で集客につながる
アーンドメディアとは、消費者や第三者による口コミやSNS投稿、レビューサイトでの評価などを通じて、自然発生的に企業やサービスがメディア露出する形態を指します。企業が直接費用を支払って広告を出すわけではないため、信頼性や親近感が高く、就活生の共感や注目を集めやすい点が大きな特徴です。
ただし、意図的に発信させることは難しく、自社の魅力やブランディングの積み重ねが重要となります。長期的な信頼構築の中で、ポジティブな口コミが集客へとつながっていくのが理想的な流れです。
採用広報動画は会社の雰囲気を直感的に伝えられる
採用広報動画は、文章や写真だけでは伝えきれない「職場の空気感」や「社員の表情」「仕事の臨場感」を、視覚と聴覚の両面から直感的に届けられる手法です。特に若年層は動画コンテンツに慣れ親しんでおり、会社紹介や社員インタビュー、1日の業務の流れなどを動画で見せることで、企業への理解と興味を一気に引き上げることができます。
また、音楽やナレーション、映像演出によって感情に訴えかけることができるのも動画の強みです。企業の雰囲気や価値観を「肌感覚」で伝えたいときに、非常に効果的な広報手法といえるでしょう。
音声メディアは低コストで多くの情報を伝えられる
音声メディアは、比較的低コストで制作できるうえに、多くの情報を柔軟に伝えられる手法として注目されています。記事や動画と比べて制作にかかる時間や予算が抑えられるため、採用広報にも導入しやすいのが特徴です。
特にナレーションやトーク形式を活用すれば、企業の価値観や文化、社員のリアルな声などを自然なかたちで届けることができます。また、通勤時間や作業中など“ながら聴き”が可能なため、求職者の生活導線に沿って接触できるのも強みです。トレンドとしては、Spotifyやstand.fmなど音声配信プラットフォームでの展開が増えており、採用においても今後さらに活用の幅が広がると期待されています。
採用広報を成功させるコツ
採用広報は、ただ情報を発信するだけでは効果を発揮しません。求職者の目に留まり、興味を引くためには、伝え方やコンテンツの質に工夫が必要です。ここでは、採用広報を成功に導くための具体的なコツをご紹介します。
- 複数の手段で情報発信を行う
- 現場職員の意見を取り入れる
- 透明性の高い情報発信を心がける
複数の手段で情報発信を行う
複数の手段で採用情報を発信することで、各メディアの特性を活かした相乗効果が期待できます。たとえば、オウンドメディアで詳細な情報を掲載し、SNSでその内容を拡散することで、異なる接点から多くの求職者にアプローチ可能です。
また、動画や音声コンテンツと連動させることで、視覚や聴覚にも訴えられ、企業の魅力をより多角的に伝えられるでしょう。各媒体をリンクさせながら運用すれば、相互誘導によってアクセス数の向上にもつながります。
現場職員の意見を取り入れる
採用広報においては、採用担当者の視点だけで情報を発信すると、現場とのギャップが生じたり、リアリティに欠けた内容になってしまう可能性があります。特に求職者は、実際の職場環境や業務のリアルな雰囲気を重視しているため、現場職員の声や意見を取り入れることが欠かせません。
そのためにも、採用広報を行う前に、現場職員としっかりと目的を共有し、どのような情報を伝えるべきかをすり合わせておくことが重要です。現場と連携することで、信頼性の高い採用広報が実現できます。
透明性の高い情報発信を心がける
採用広報を成功させるためには、企業の魅力を伝えるだけでなく、課題やリアルな一面も隠さずに発信する「透明性の高さ」が重要です。特に最近では、求職者が企業のSNSや口コミサイトをチェックして情報の裏を取るケースが増えています。
そのため、実情と異なるイメージを与えるような情報発信は、かえって信頼を損ねるリスクにもつながりかねません。あらかじめ良い面と併せて注意点も提示すると、応募者にとっても納得感のある選考となり、結果的にミスマッチの減少が可能です。信頼関係の構築は、採用後の定着率向上にも寄与します。
スカウトで採用コストカット・採用数確保【当社新卒事例】
スカウト型サービス「ABABA」を活用した企業の採用事例を紹介します。採用費用の削減や採用数の確保など、それぞれの企業がどのような成果を上げているのか、具体的な取り組みを見ていきましょう。
人材紹介→スカウトへの切替で大幅コスト削減
人材紹介会社への依存から、スカウト型採用サービスへの切替によって、採用費用の効率化に成功した事例を紹介します。
株式会社TYLでは、「ABABA」を活用することで、新卒採用20名のうち7名をスカウト経由で獲得しました。その結果、1人あたり約15万円の採用費用削減を実現しています。
また、就職活動の軸が明確な学生との出会いにつながり、選考の効率化も図れました。
毎年コンスタントな採用を実現
ベイシス株式会社は、通信インフラ業界における新卒採用で、スカウト型サービス「ABABA」を効果的に活用しています。特に、就活後半期に視野を広げる学生へのアプローチを重視し、業務内容を生活に結びつけた表現や先輩社員の具体例を交えたスカウト文で共感を得ています。
その結果、毎年コンスタントに数名の採用を実現し、入社後も現場で活躍する人材の確保につながりました。
理系人材を総合型でスカウト成功
倉敷紡績(クラボウ)は、エレクトロニクス分野の人材確保のため、スカウト型サービス「ABABA」を効果的に活用しています。
一般的なイメージが繊維・化学系の同社ですが、機械・電気・情報系の学生へ、出身地や学習内容に合わせた丁寧な訴求を行いました。その結果、「ABABA」経由で6名の採用に成功し、他のスカウトサービス(3名)を超える成果を実現しました。
まとめ
優れた採用広報を展開する企業の事例を見ると、新卒採用成功のポイントが明確になってきます。
まず、企業の特性に合わせた情報発信方法の選択が重要です。LINEやレバレジーズのようにSNSを活用する企業もあれば、三朋企業のようにYouTubeで成果を上げる企業もあります。採用広報が上手い企業は、自社の強みを活かした発信方法を見つけ出しています。次に、社員を巻き込んだ採用活動が効果的です。サイバーエージェントの「YJC」やLINEのリファラル採用は、現場社員の力を活かした代表例です。等身大の情報発信は就活生の共感を呼びやすく、入社後のミスマッチも防げます。
また、データ分析やマーケティングの視点も欠かせません。パナソニックの「インサイト分析」やアクセンチュアの「応募行動分析」は、効果的なアプローチを実現しています。これらの採用広報のノウハウに加え、スカウト型サービスABABAの活用で、さらなる成果を上げられます。TYLの事例では1人あたり約15万円のコスト削減を、クラボウでは他のスカウトサービスの2倍の採用実績を達成しています。
自社の特徴を活かした採用広報と、「ABABA」のような適切なツールの組み合わせが、これからの採用成功の鍵となるでしょう。
◆ABABAの特徴
・ライバル企業の最終面接を受けた優秀な人材にアプローチできます ・就活生の希望業界や思考性に合わせて、効率的なスカウトができます ・採用広報が上手い企業の実績から学び、自社の採用を成功に導けます |
現在「ABABA」では、導入企業様の94%がESや一次面接などの工程をカットし、選考時間を大幅に削減しています。サービスについてはこちらからご覧ください。
お役立ち資料では、新卒採用の難易度や適切な解決策をご紹介しています。人材紹介会社にかかる高い手数料がネックだと感じる方にも有用な情報を公開しているため、ぜひごご覧ください。