新卒採用の母集団形成を徹底解説|形成の流れと有効なツール4選をご紹介

新卒採用 母集団形成

新卒採用において、応募者数の確保と、質を高めることは大切です。

それらを成し遂げるためには、母集団形成が有効です。就活サイトやSNS運用など、さまざまな手法を用いることで母集団形成を実現できます。

本記事では、母集団形成とは具体的に何なのか?メリットや手法は?などの疑問に答えます。

母集団形成が上手くいかない場合や手間がかかると感じたときは、外注化も1つの手です。株式会社ABABAは、新卒スカウトを行うシステムの提供をしています。ぜひ1度、資料をご覧ください。

>>(無料)ABABAの資料を見てみる

気になる内容をタップ

母集団形成とは採用数より多くの人数を確保すること

母集団形成とは、企業が自社の求人に関心がある学生たちを採用数より多く集めることです。

応募者が少ないと選択肢が限られ、適切な人材を見つけられる可能性が低くなります。そのため、大きな母集団の形成が重要です。

しかし、単に応募者を大量に集めるだけでは効果が薄いでしょう。母集団を形成する際は、企業が求める人物像を絞ることで、質の高い人材を集められます。

一方で母集団が多すぎると、今度は選考にかかる労力が増すため、逆に見極めが難しくなるという問題があります。

母集団形成は、量と質のバランスが重要です。

母集団形成のメリット

母集団形成におけるメリットは、大きく分けて2つです。

1つ目のメリットは、優秀な学生を確保できることです。自社に適した人材とマッチングできるため、将来の幹部候補や高いスキルを持つ人材を採用できます。

例えば、特定のスキルを持つ人をターゲットにした母集団を形成すれば、ミスマッチを防ぐことが可能です。また、早期退職や内定辞退のリスクも低減でき、安定した組織作りに効果を発揮します。

2つ目のメリットは、採用費用を見積もれることです。計画的な母集団形成で、採用手法や費用を最適化でき、予算を効率よく使えます。

以上のように適切に母集団形成を行うことによって、効果的な採用活動が行え、企業の人材確保によい結果をもたらします。

母集団形成の流れ

母集団形成の流れは、戦略の策定から手法の実施、そしてデータをもとにした改善までのステップで構成されます。それぞれのステップを詳しく紹介します。

①(戦略)KPI・ターゲット・スケジュールを明確にする

まずKPI・ターゲット・スケジュールを明確にします。

これらを決めることで、採用における具体的な戦略が定まります。

KPIとは、最終目標にどれだけ近づいているかを把握するための指標です。何を指標にするかは目的によって変わりますが、一般的には応募者数や内定率などの数値をもとに設定します。例えば、「応募者数を50人にする」や、「内定率を50%にする」などの目標設定が該当します。

次に、採用ターゲットを絞ることでどのような人材を求めていて、どのような層にアプローチするかの明確化が可能です。求めるスキルや人物像を具体的に設定しましょう。

さらに、スケジュールを決定することで、採用活動の計画が具体的に定まります。採用完了の時期を設定し、そこから逆算して内定や面接、募集の時期を決定しましょう。

求める人材を明確にし、目標とする数値を設定し、それをもとにスケジュールを立てることが、母集団形成の最初の1歩です。

②(実践)手法を選定・実施する

次は、採用手法の選定・実施のステップです。

採用手法には多くの種類があり、自社が求める人材に即した採用手法を選定しましょう。

インターネットやSNSを活用する手法、説明会の実施など、ターゲットに合った方法を選択します。

例えば特定のスキルを持った人材が欲しい場合、大手就職サイトや合同説明会ではなく、専門性の高い媒体やソーシャルメディアの活用が効果的です。

適切な手法を選定し実施することで、自社が求める人材で形成された母集団となり、自社に合った人材を採用できる可能性が高くなります。

③(改善)データをもとに次回へ反映

最後に、データを分析し、次回の採用活動に反映します。

目的は、採用活動の成功と失敗の原因を明らかにし、次回の活動に活かすことです。

具体的には、母集団形成の結果とプロセスを分析します。検証の際には、「質」と「数」の両方からの分析がポイントです。応募者数や選考通過率、内定率などのデータをもとに、どの手法が効果があったのかを検証します。

データに基づく振り返りと改善が、次年度以降の採用活動の効率化や、効果向上につながります。

新卒採用の母集団形成で用いられる採用手法一例

新卒採用の母集団形成には、さまざまな手法があります。それぞれの手法には利点と注意点があり、目的や状況に応じた活用が大切です。

就職サイト

採用手法の1つは、就職サイトを活用する手法です。

就職サイトの利点は、幅広い学生にアプローチできる点にあります。

掲載企業が多く埋もれやすいため、競合他社との差別化や上位表示オプションの活用などを行い、戦略的に利用することがポイントです。

エリアを問わず募集できることや、認知度向上にも効果があるため、新卒採用の窓口として活用できます。母集団の数を増やしたい際に有効な手法です。

説明会などのイベント

説明会やイベントの活動も、母集団形成で用いられる採用手法の1つです。

志望業界別や特性別に、学生を集められることが利点です。最近では、オンライン説明会が増加しており、距離の制約を超えて広範囲な参加が可能になっています。ほかにも、学内説明会や合同説明会なども存在します。

新卒紹介サービス

採用手法の1つに、新卒紹介サービスがあります。

新卒紹介サービスは、紹介会社に自社の要望を伝えると、採用要件に沿った学生を紹介してもらえます。

この手法の利点は、就職サイトでは出会えない「優秀な学生」と接点を持てることです。

また、採用が完了するまで費用がかからない、完全成功報酬型が主流であるため、想定外の費用がかからないことも魅力のひとつです。

しかし、紹介される学生の数が予想以上に少なくなることもあるため、紹介会社の見極めや、募集内容のすり合わせが大切です。

新卒紹介サービスは、「質」の高い母集団形成に効果が見込める手法です。

SNS運用

SNS運用も、効果的な新卒採用手法の1つです。

FacebookやInstagramなどを用い、定期的な情報提供で応募意欲を促進します。学生と気軽にメッセージのやりとりができ、自社の雰囲気を伝えられることが利点です。

SNSの運用には、更新頻度や事前の計画立案が重要です。情報を途切れさせずに提供し、企業の魅力を的確に伝えることが求められます。予算や人員に応じて複数の媒体を使い分けることがおすすめです。

一方で、炎上リスクの管理が非常に大切です。炎上するとSNSの利用者層から批判を受け、企業や担当者のイメージに悪影響を及ぼす可能性があるので、リスク教育やSNS利用ルールの徹底が重要です。

SNS運用は、母集団形成に効果のある手法ですが、炎上リスクの管理が重要です。

ダイレクトリクルーティング

ダイレクトリクルーティングは、母集団を形成する採用手法の1つです。

これまでの「応募を待つ」採用活動ではなく、候補者に企業側から直接アプローチできることが利点です。SNSや人材紹介サービスのデータベースを活用し、候補者を探し出します。

この手法を活用するには、選考フローを作成し、スピーディに対応をするための体制作りが重要です。他にも、1対1の面談や、インパクトのある選考方法を取り入れることもおすすめです。コミュニケーションが上手くいかず、自社の魅力が伝わらないと、応募につながりません。候補者に強い印象を与え、他の企業との差別化を図ることが大切です。

ダイレクトリクルーティングは、採用ターゲットが明確な場合に、母集団形成に効果を発揮します。

まとめ

ここまで、新卒採用における、母集団形成について紹介しました。

母集団形成は、採用人数より多くの応募者を集めることです。企業の人材確保に有効であるため、「質」と「量」のバランスが取れた母集団を形成しましょう。

しかし、母集団形成には時間や手間がかかります。社内で対応しきれない場合は、外注化を検討することも一つの手です。株式会社ABABAでは、新卒採用で学生のスカウトが可能なサービスを提供しています。

◆ABABAの特徴

・スカウト承諾率10%、内定承諾率67%高い実績・不採用通知を「お祈りエール」に替えることで、学生にマイナス印象を与えない・他社の選考データを活用し、就活後半でも、「質」と「量」を維持した母集団形成が可能。

累計45,000人の就活生が利用し、1,400社以上の企業様が導入した実績のあるサービスです。サービスについて興味を持たれた方は、こちらをご覧ください。

また、母集団を形成する12の手法も公開中です。さらに詳しく母集団形成について知りたい方は、下記から資料をご請求ください。

>>(無料)新卒採用における全12種類の母集団形成の手法を大公開を見てみる

最終面接に進んだ学生にスカウトできる! 採用担当者の方は必見、詳しい資料を無料でダウンロード クリックでABABAの詳細を見る
気になる内容をタップ