固定観念を覆すターゲティングで事業エリア外の人材の採用に成功

企業名 | 株式会社京王アートマン |
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採用課題 | リソース不足/エントリーが少ない |
従業員数 | -100名 |
業種 | 小売 |
エリア | 東京・神奈川 |
- 課題
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専任の担当者がおらず工数を割けず…エントリーも減少傾向に
- 活用
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小売だからターゲットは店舗があるエリアの人だけ⋯ではないという気付き
- 成果
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店舗がないエリアの学生の採用にも成功
課題:専任の担当者がおらず工数を割けず…エントリーも減少傾向に
導入前の採用活動について教えてください
採用活動に関する体制としては2名でやっていますが、どちらも専任ではなく採用活動を行う時期だけ他の仕事に加えて採用の仕事もするという形です。スケジュール的には、12月ごろに京王グループ共通の企業研究サイトがオープンするのに合わせて告知を始め、3月ごろからエントリーを受け付けています。外部のツールでは、ナビサイト上のグループ共通の採用ページに情報を掲載しています。
採用に課題はありましたか?
春先は年度の変わり目でもあるので総務の業務も忙しく、腰を据えて採用活動に取り組めないという点を課題として感じていました。
また、25卒の採用は今後のことも見据えて例年より少し多めの人数を採用したいと考えていましたが、一次募集の際に予定していた人数を確保できず、対応に迫られていました。
ABABAを知ったきっかけと最初の印象を教えてください
たまたま視聴した採用担当者向けのセミナーにABABAの担当者が登壇していて、これはちょっと面白いサービスだなと思い問い合わせました。
弊社側の状況的にもエントリーの数が減少傾向にあり、従来の「情報だけ掲載して”受けに来てください”」というスタイルだけだと厳しいなと感じていました。そこで企業側から学生に声をかけられるダイレクトリクルーティングのサービスをネットで少し調べていたんですが、その際にも弊社の採用のスケジュールや求める学生の層と一番マッチするのが『ABABA』じゃないかと思っていました。
学生の登録数だけで見るともっと多いサービスもあるのかもしれませんが、後半の時期にアクティブに動いている人の数ってどうなんだろうと思い、お話を聞いてみようと思いました。
活用:小売だからターゲットは店舗があるエリアの人だけ⋯ではないという気付き

ABABAをどのように運用していたかを教えてください
ダイレクトリクルーティングのサービスを使うのが初めてで正直手探り状態だったので、ABABAの担当者に「そもそもダイレクトリクルーティングとは」ということから全部教えてもらいました。
実際の運用の面では何度か大きな方向転換をしています。京王グループは事業の展開エリアが限定されているので、土地勘のある方の方がいいのではないかと思い、最初は地元の方にターゲットを絞って運用するようにしてみました。しかし、スカウトの承諾率があまり高くなく、担当者に相談をしたところ「価値観などの軸を重視して他のエリアの方にもスカウトを送ってみた方がいい」とアドバイスを頂きました。
他のエリアの方だと京王グループや「京王アートマン」に馴染みがないので、スカウトを送っても承諾してもらえないんじゃないかと思いましたが、「そんなことないですよ」ということでその運用に変えました。そうすると他のエリアの方でも意外とスカウトを承諾してくださり、結果的に京王線に馴染みがないエリアの方の内定承諾にもつながっています。担当者の方がこまめに進捗状況を確認して連絡・アドバイスしてくださったのも大きかったと思います。
スカウトを送付する作業はもちろん、自分でやろうと思うと数日かかるようなスカウト文章の作成なども代行していただけたので助かりました。
選考フローのカットは行いましたか?
通常のフローでは「エントリーシート提出→一次選考(グループワーク・グループ面接)→人事面談→最終面接」という流れになっていますが、ABABA経由の学生については一次選考をなくしています。京王沿線にゆかりのない方もいるので、最終面接の前にどういう会社かということは手厚く説明して、情報の格差をできるだけなくした状態で最終面接に望んでいただくようにしています。
成果:店舗がないエリアの学生の採用にも成功
ABABAを活用した結果を教えてください
全体の内定承諾者数5名のうちの3名を『ABABA』経由で採用することができました。例年の採用数は2名程度なので、「今後のことを見据えて採用数を増やす」という目標も達成できてよかったです。
採用活動にどんな変化がありましたか?
京王線に馴染みのなさそうな方にもスカウトを送ったという話をしたんですが、これまでだったら絶対にリーチできなかった方と知り合えて、採用できたというのは非常に大きいと思っています。関西在住で「京王アートマン」を全く知らなかったという方も入社を決めてくださいました。関西の学生さんには「京王グループは関西で言うなら◯◯グループさんみたいな感じです」と説明して、社風もイメージしてもらうなどコミュニケーションも工夫していました。
そうした方が内定承諾してくれた理由は何だと思いますか?
一応京王グループの会社なのでそこは一つ安心感があるのかなというのと、事業エリアが限定されているので転居を伴うような転勤がほぼないというのが良かったのではないでしょうか。あとは当社の場合、商品の仕入れなども社員に大きな裁量を持たせている部分があるので、個性の発揮しやすさみたいな点も魅力に感じていただけたのかもしれませんね。
最後に、採用活動で大切にされていることを教えてください
弊社は小売業の中でも生活雑貨を取り扱う会社なので、ただ単に売れるものは何かということを考えるだけに止まらない方と一緒に働きたいと思っています。お客さまに売場でワクワク感を感じていただけるよう、「今流行っているものは何か」という情報をキャッチするのが得意だったり、ユニークな考えを持っていてそれを周りに伝えられる力があったりする人というのが欲しい人材です。
「京王アートマン」は店舗数も10店舗あまりで、ナショナルチェーンというわけではないので、良くも悪くもシステマチックになりすぎず、社員の創造力に委ねる部分も多く残っています。そうした面でいろいろなことを試したり、自主性を発揮したりできる前向きな方は大歓迎です。