早期からの接点が内定承諾につながらず苦戦。短期決戦のフローで後半期でも5名の採用に成功!

企業名 | 株式会社クレハトレーディング |
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採用課題 | 接点が内定承諾につながらない |
従業員数 | ~100名 |
業種 | 専門商社 |
エリア | 東京 |
- 課題
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早期から接点を持っても内定承諾につながらず、若手人材の偏りも懸念
- 活用
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選考フローを短縮して訴求力をアップ
- 成果
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最初から深いコミュニケーションが可能になり、例年より多くの学生の採用にも成功
課題:早期から接点を持っても内定承諾につながらず、若手人材の偏りも懸念
導入前の採用活動について教えてください
私自身が学生と年齢が離れてきたこともあり少し考え方にギャップを感じ始めていて、25卒から新しい採用手法を取り入れることなどを考えていました。そこで合同企業説明会への出展やインターンの実施といった早期からの接点を持つようにしましたが、結果につながらずに困っていました。
採用コンサルさんの力を借りて、長い学生だと9-10ヶ月かけて情報提供したり、実際の業務に帯同してもらうなど様々な採用イベントで約150名と接点を持ちましたが、1人も内定承諾につながりませんでした。
そこでたどり着いた仮説は、早期から接点を持ってもその時期の学生は自分の可能性を信じて少し上の会社を見ていたり、似た事業をしている他の会社さんをたくさん見ていたりして、弊社が最終的な候補として残るのは難しいのではないかということです。
また、直近の数年で採用した人材の属性が偏っているのも課題として感じていて、これまで採用できなかった属性の人を採用したいと考えていました。
ABABAを知ったきっかけと最初の印象を教えてください。
上記のような課題と対峙する中で、「一度悔しい思いをして視野を広げたタイミングの学生にコンタクトをとった方が、弊社に関心を寄せてもらえる確率は上がるのではないか」ということを考えていました。
「じゃあそういう学生をどこで集めてくるのか」と思っていた時にテレビでABABAが取り上げられているのを見かけたのです。たまたま上司もその放送を見ていて、「これじゃない?」という話をしたのを覚えています。
本当に”渡りに船”といった感じで、とにかくやってみようということで導入を決めました。
活用:選考フローを短縮して訴求力をアップ
ABABA活用の戦略を教えてください
まず第一にとにかく短い期間で内定まで決まるようにするということを意識しました。
通常の選考ではSPI→一次面接(部長クラス)→役員面接という形にしていて、約3週間から1ヶ月かけて選考を行っていました。
一方、ABABA経由の学生は他社で筆記試験を通過した実績があればSPIはなしにしました。
最初にオープン・カンパニーを行い、一次面接を担当していた部長クラスの社員にはそこで学生を見極めてもらっています。面談は行いますが、面接らしい面接は役員面接だけにして、選考期間を最短で2週間というところまで短縮しました。
学生のプロフィールのどういう点を見ていましたか?
一つは『ABABA』だけで見られる情報でもある最終面接まで進んだ企業名です。「会社選びの軸は⚪︎⚪︎です」と言われるよりも、どういう会社を受けてきたかを見せてもらう方が「なるほど、そこでそういう仕事をしたかったのか」ということが想像しやすいので、相性を量る精度もすごく高くなります。
弊社の事業は「モノ」を通してお客様と一緒にビジネスを創っていくようなイメージなので、有形商材を扱うビジネスをするような会社を受けてきているかどうかというのが大きな判断軸でした。
あとは、学生の動きをイメージするために最終ログイン日も意識して見るようにしていました。
実際のスカウトの運用はどのようにされていましたか?
6月に約300名にスカウトを打って、そこから約8%の学生が説明会の予約に進んでくれました。最初から対面で接点を持てる就活イベントでは30-40%なのでそれと比べると当然下がりますが、他のスカウト型サービスの運用実績などからして期待値は3-5%程度だったので「すごく感触がいいな」というのが率直な感想でした。
基本的には全員の書いてあることを見ながらスカウトを打ちたいと思っていたので、実際に自分で一人ひとりのプロフィールを見ながらピンときた方にスカウトを送っていました。テンプレートの文章をベースにはしながら、少しだけその学生が言わんとしていることに寄り添うような内容を盛り込むようにしていましたね。
ABABA経由の学生の特徴はありますか?
それまでしっかり就活をしてきた実績があるので、ある程度いろいろなことが自分の中で決まっている学生が多いです。「この会社のここがいい」という部分はもちろん、逆に「こういう点は合わないと思います」ということまで根拠を持って考えてくれています。
「スカウトが来たからとりあえず受けてみようかな」というような方は少ないです。それが説明会への参加率やその先の内定承諾率にもつながっているのではないかと推察しています。
成果:最初から深いコミュニケーションが可能になり、例年より多くの学生の採用にも成功
ABABAを活用した結果を教えてください
ABABAを活用した結果を教えて導入時の期待値としてはなんとか3名くらいから内定承諾をもらえれば…という感じだったのですが、6名に内定を出して5名から承諾をいただくことができました。
採用活動にどんな変化がありましたか?
単価はエージェントより安くなりました。一方で、弊社の場合スカウト代行と合わせて自分たちでもスカウトを打っていたのでその分の工数は増えました。
ただ、並行して使っている他のスカウトサービスと比較するとスカウト承諾後のコミュニケーションコストが低いため、全体で見ればそこまで劇的に工数が増えたという感じではありません。
他社のサービスですとプロフィールの記入があるとはいえ、学生のことをイチから知らないといけない感覚がありますが、『ABABA』では就活の過程が見えることや後半期という時期的要因もあり、ある程度お互いの共通理解が進んだ状態で接触が持てます。なんだか通常の選考よりも1学年上の学生と話しているような感覚になるんです。「価値観診断」で待遇や働き方のマッチ度も分かった状態でスカウトを打つので、反応率も高いです。
ABABAを導入してよかったと思う点を教えてください
これまではエージェント活用を中心とした採用活動を行ってきましたが、自分から能動的に企業探しをするという感じではない学生が多い印象がありました。弊社がターゲットとしているのは「自分の頭で考えて自分でアクションをとれる学生」なので、どうしてもズレが生じてしまいなかなか採用活動がうまくいかなかったということもあると考えています。
一方、ABABAに登録している学生は、自分の頭で考えて最終面接までは進めるくらい就活を頑張ったけど上手くいかなかったという経験を持っています。我々からするとそれはとても強いアドバンテージに見えるので、ABABAの会員層はすごく相性がよかったです。
また、スカウト型ということで学生に直接アプローチできるというのも大きなメリットだったと思います。自分たちの言葉を直接届けられるということもそうですし、学生からのレスポンスの早さなどで弊社に対しての関心の高さもわかるので、ダイレクトに接触できる面積は広くとっておいた方がいいなと思いました。
最後に、採用活動で大切にされていることを教えてください
こういう人が欲しいという要件もちろんありますが、それだけに縛られずに、実際に話してみて感じたことを大切にしています。実際に面接をしていても「あれ?もうこんなに時間経ってたの?」と思う学生と「まだこのくらいしか時間が経ってない…残りの時間どうしよう…」と思う学生ってはっきり分かれると感じています。話していて「あっという間に時間が経ったな」と思う学生の方が、一緒に気持ちよく働けるのだろうと思います。
先日の内定式で学生に聞いてみても「内定が出るまでに実際に話をした社員がきっかけで弊社を選んだ」という声が多かったです。どんな会社に入ってもそれなりに面白い仕事っていうのはあると思います。その中で我々としては「誰と一緒に」「どんな雰囲気の中で」仕事をするのかということを、選考の中でお互いに擦り合わせていくことを大切にしていきたいと思っています。