機械・電気・情報系の学生の獲得に苦戦。理系特化ではないプラットフォームだからこその採用に成功。

企業名 | 倉敷紡績株式会社 |
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採用課題 | 専門性の高い学生の採用 |
従業員数 | 1,000名〜 |
業種 | メーカー/繊維/化学/機械 |
エリア | 大阪 |
- 課題
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エレクトロニクス分野で活躍できる機電・情報系の母集団形成
- 活用
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理系特化じゃないプラットフォーム だからこそ学生の目に留まった
- 成果
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紹介会社の半分の単価で苦戦していた層の学生を採用することに成功
課題:エレクトロニクス分野で活躍できる機電・情報系の母集団形成に苦戦
ABABAを導入する前の採用活動について教えてください
会社として繊維や化学事業のイメージが先行してしまい、それ以外の事業部で採用したい学生に興味を持ってもらえないことが課題でした。特に苦戦していたのがエレクトロニクス分野で活躍してもらいたい機械・電気・情報系の学生の母集団形成です。
人材紹介のサービスに加えて理系人材に特化したスカウトサービスも使っていましたが、条件のいい電気・機械系メーカーとターゲットが被り、なかなか学生に興味を示してもらえませんでした。
ABABAに対する最初の印象を教えてください
まず率直にビジネスモデルがめちゃくちゃいいなと思いました。 弊社で不採用にする理由って学生が悪いんじゃなくて、弊社にその学生が活躍できるポジションがなかったというだけなんです。「他の企業でならこの学生のポテンシャルが活かせるのにな」と思うこともあります。
学生も「自分が頑張ってきたことが伝わらなかったな。でもこのことを活かして他の会社に出会えたらいいのにな」って思っているのではないでしょうか。そうした学生と企業、双方の思いに寄り添うシステムがいいなと感じました。
ABABAに期待していたのはどういう点ですか?
最初のミーティングで「すでに機械系のメーカーで利用実績がある」と聞いて、機電系の学生に会えるんじゃないかと思いました。 最終面接まで進んだということは企業とのやりとりも一定経験しているので、誠実に対応してくれる学生なんじゃないかなという点も少し期待していました。
活用:理系特化じゃないプラットフォーム だからこそ学生の目に留まった

ABABA活用の戦略を教えてください
力点を置いているのは、スカウト承諾をしてもらってまず最初の面談に参加してもらうというところです。機電・情報系の学生にスカウトを打つという点に関しては、理系特化のスカウトサービスより競合が少ないため学生の目に留まりやすくなりました。
ほかにも出身高校や大学の所在地を見て勤務地との相性を調べたり、学生の勉強している内容に関わる訴求内容にしてみたり…。月次でABABAの担当者とミーティングをしながらいろいろなアプローチを試しています。
また「どんな企業の最終選考まで進んだか」という要素は、親和性を推測するのに活用しています。IT系の企業を中心に受けている学生よりはメーカーを受けている学生の方が親和性が高そうだな、というように企業名ベースというよりはどういう業種の企業の選考を受けてきたかをベースに見ることが多いです。
特別な選考フローの設計はありますか?
ABABA経由の学生は一次面接と書類選考をカットしています。 スカウトを送ってから面談につながるまでの割合はすごく高いです。
ABABA経由の学生の特徴はありますか?
他の企業で最終選考まで進んだことのあるような学生だからなのか分かりませんが、非常に丁寧に対応してくれる方が多いと感じています。
また、みなさん前向きに「そんな仕事ができるんですね!こういうことをやっているんですね!」という姿勢で来てくれて、「スカウトが来たからとりあえず話聞いておこう」みたいな受け身の方は少ないですね。
ちゃんと企業情報も自分なりに調べてから面談に参加してくれる方が多いです。
カスタマーサクセスからのフォローで印象的なことはありますか?
弊社の職種をよく理解したうえで「この仕事内容だったらこういう学生にアプローチしませんか?」という形で話を進めてくれます。
当初想定していた職種に加えて、地方の事業所の人材や事務職の採用もお願いしているんですが、要件をとても細かく定義しながらターゲットを変えるような戦略立てをしてくれて助かっています。
成果:紹介会社の半分の単価で苦戦していた層の学生を採用することに成功
ABABAを活用して出た成果を教えてください
ABABA経由で8名に内定を出して6名を採用することができました。 並行して使っていたスカウトサービスでは計3名だったので、1社あたりの成果としてはABABAが圧倒的な数字です。
定量的な変化について教えてください
スカウトを代行してもらえるので、媒体を増やしたにもかかわらずスカウトを打つところまでで言うと工数が増えていないのが大きいです。当然その後の面談の数は増えましたが、これまで出会えなかったようなターゲット学生の意向を上げられるのであれば問題ないと考えています。
また費用面について、紹介会社と比較すると半額ほどの単価で採用できるようになりました。ナビサイトと比較すると高価ですが、情報を掲載するだけでは会えない層の学生を採用できると考えると割高というわけではありません。
定性的な変化についても教えてください
遅い時期でもすごく優秀な学生に会えるようになったのが大きな点だと思っています。 弊社がABABAでターゲットとしている学生の中には、自分から企業を積極的に探して就活するという感じではない方も多いんです。すでに内定を持っているが、SNS広告などでABABAを知って登録をしてみたといった感じの学生もいます。
実際にABABA経由で会った学生の中には「大学で学んでいたことを活かせそうなIT系の企業を中心に就職活動をして無事に内定をもらったが、『ABABA』を知って登録してみたらIT系以外の企業からもスカウトが届いた。クラボウからは『あなたの持っているそのスキルが実はうちのこんなところで活かせます』という内容のスカウトが届いて、一度話を聞いてみようかなと思って面談に進んだ。」という人もいます。
スカウトがきっかけで「IT系の企業でなくても自分のスキルを活かせる場所がある」ということを知れたのが良かったようです。当初のターゲットでいい結果が出始めていたので、事務職の採用もお願いしたところ8月末にすごくいい人材を採用することができました。人事部長も「なんでこんなにいい学生をこの時期に採用できたんだ?」と驚いていたほどです
お祈りエールへの思い

不採用にした学生へのケアについての考えを聞かせてください
「お祈りエール」を導入するまでは不採用になった学生へのケアは全くできておらず、全員にテンプレート文章だけの不採用通知を送っていました。学生からすれば「なんで不採用になったのか」を知りたいと思うんですが、全員に回答するのは時間的な制約もあり、難しいんですよね。私は不採用になった理由を教えてあげたいと思っていたんですが…。
というのも私が思っている採用活動のゴールって弊社のファンになってもらうことなんです。
でも、就活生は不採用になった会社のことって嫌いになったりするじゃないですか。自分も就活生のときそうでした。
こちらも「この学生さんいいな」と思っているから面接をするし、「いいな」と思うから次の選考に進んでもらうんですが、進んだ先の選考でうまくいかなくて…とか社内の事情で不採用になってしまうことがあります。
不採用の背景にはそんなことがあるんですけど、学生は当然そんなこと知らないので「クラボウって会社に落とされた」という認識になりますよね。「一次面接ではあんなにいい反応だったのになんでやねん!」って思っていると思います。
こういう歯痒さがあったので、「お祈りエール」というシステムを通して不採用になってしまった学生さんを応援できるというのは自分の思いとマッチしていました。できれば最終面接より前の段階で落ちた人にも言葉を送りたいくらいです。
「お祈りエール」の文面に込めた思いを教えてください
選考を通して一度弊社のファンにはなってくれたと思うので、そのままファンであり続けてもらって、いろんな場面でクラボウのことを思い出してほしいという思いを込めています。
最終面接まで来てくれる学生さんは弊社の理念や思いへの共感度合いが高いと思っています。今弊社では「面白いことやってやろう。」というキーワードを掲げているのですが、学生さんも面談や面接の中で「面白そう、やってみたい」という思いがあったからこそ最終面接まで来てくれていると思うんです。
弊社の製品や事業は関係する会社も多いので、同じ業界内で就職したとしたら仕事でかかわることもあるかもしれません。そんな時に「クラボウと仕事したいな」って思ってもらいたいですし、先の話をすると転職を考えた時に「あの会社面白そうだったな」って我々のことを思い出してくれたらいいなと思います。
最後にABABAを活用してみての感想を聞かせてください
本当に使い始めて良かったなと思いますし、これまで出会えなかった学生に出会えるようになって良かったなと思っています。正直ここまでの人数を採用できるとは思っていなかったです。
もっと学生に寄り添った採用活動ができたらいいなと思うきっかけにもなりました。 新卒採用担当の私だけではなくて上長も「ABABAすごいね」と言っているので、もっとこのサービスが広まればいいなと個人的に思っています。